第7回 「勘違い、思い込み、その3」 言質 (げんち)

第7
「勘違い、思い込み、その3」
言質 (げんち)
 
 
 
 
1. 「優秀者」の受け止め
 
◆『言質』の文字を見て、
 
◎「げんち」と、正しく読めて、
 
▲その意味である、『後で証拠となる、約束の言葉。言葉じち。』が、分かる人。
 
※ 用例……言質(げんち)を取る。
※ commitment 言質(げんち)……「~するという約束」
 
 
 
 
2. 「標準者 (普通の人)」の受け止め
 
◆『言質』の文字を見て、 
 
◎「げんしち」または「げんしつ」と誤って読み、
 
▲「何か一言(いつまでに、引き取りに来る。)、言葉を添えて、質入れ(しちいれ、質屋に物を預けること。)すること。」と、勘違いする人。
 
※「げんしち」「げんしつ」は、慣用(かんよう、習慣として使い慣れること。)読み。
 
 
 
3. 「やや鈍(にぶ)い人」の受け止め
 
◆『げんち』と聞いて、
 
◎「現地(げんち)」と思い込み、
 
▲「現地集合」「現地調査」の『現地』と、勘違いする人。

 

 

 


以上です。