第 54 回 「 目から 鱗 ( うろこ )、その 10 」 SОNYでのカルチャー・ショック 4
第 54 回
「 目から鱗 ( うろこ )、その 10 」
SОNYでのカルチャー・ショック 4
※「 先頭 」「 最後尾 」の画像が、脱落していた場合は、ご容赦ください。
1. 海外出張の手続き
◆転職先のSОNYの場合 ( 1988年~1990年 )
◎担当者が起案して、あたかも、国内出張するかの様な、「 簡単な手続き 」で、あっという間に、『 決裁 』がおりてしまいました。
※この『 スピード対応 』に、私は、目から 鱗 ( うろこ ) が落ちる思いでした。
※マレーシアへの出張 ( 海外生産工場の立ち上げ視察、事務系作業の進捗状況の確認 )
確か、「 CDラジカセ 」の生産工場だった、と記憶しています。
▲かつての勤務先、三菱系企業の場合
■主に、技術系の社員が、海外の「 コークス工場 」や「 製鉄会社 」に出張していました。
※担当者が起案して、関係部署の各部長を経由して、各役員の承認を経て、社長の『 最終決裁 』を得るまで、大変な手続きでした。
2. 桎梏 ( しっこく )
◆「 桎 」は、足かせ。「 梏 」は、手かせ。
※『 枷 ( かせ ) 』は、刑具 ( 拘束具 ) の一つ。首や手足にはめて、自由に動けない様にする物。
◎意味 …… 自由な行動を妨 ( さまた ) げるもの。強い束縛 ( そくばく )。
▲用例 ……「 家族の桎梏 ( しっこく ) を、逃 ( のが ) れる。」
■参考
『 手枷 ( かせ ) 足枷 ( かせ ) 』
※英訳
shackle 「 ~の手を縛 ( しば ) る 」
「 ~に手枷足枷 ( てかせ・あしかせ ) をかける 」「 ~を拘束 ( こうそく )する 」
以上です。