第107 回 「地味にスゴイ ❢ 校閲ガール・河野 悦子」 当たり前 キーワードは、お陰様
第107 回「地味にスゴイ❢ 校閲(こうえつ)ガール・河野(こうの)悦子」
当たり前
キーワードは、お陰様
お仕事、パート業務、家事仕事、子育て
本日も、お疲れ様です。
1.清水 国明さん(1950年10月15日生まれ)、66才
もと「あのねのね」メンバー(原田 伸郎さんとのコンビ)、アウトドア愛好家
2016年11月27日・日曜日、5時30分~6時
テレビ西日本「テレビ寺小屋」
『ありが島(とう)』
無人島での、自給自足の生活
「ありがとう」の反対語は、何だと思いますか、との観客への質問。
その答えは、「当たり前」です、との説明でした。
「ありがとう」は、『あり難(がた)し』から来ている、との解説でした。
即(すなわ)ち、「ある」こと自体が、『難(かた)し』、難しいという意味でした。
無人島だから、「水道が無い」「電気が無い」のが、当たり前の状況。
それが、都市の生活では、「水道がある」「電気がある」から、あり難(がた)い[ありがとう ❢ という気持ちになる]との話でした。
2.校閲(こうえつ)ガール・河野(こうの)悦子の活躍 ❢
日(ひ)の当たらない場所で、輝いている人達がいる。
ファッション雑誌『Lassy』の編集部のスタッフに対して、石原 さとみが、自分の信条・思いをぶつける場面
※フジテレビ 2016年11月30日・水曜日 放送分第9話
石原「もしかして、電気が点(つ)くの、当たり前だと思っていませんか?電車が走っているの、当たり前だと思っていませんか?まぁ、私も、昨日までは、忘れていたんですけど。」
「電気が点(つ)くのも、電車が走っているのも、私達の見えない所で、事故が起きない様に、点検している人達がいるからなのです。」
「私達、校閲部も、そんな『当たり前』を作る仕事をしています。
3.実るほど 頭(こうべ)を垂(た)れる 稲穂(いなほ)かな
お陰様という気持ち
『一隅(いちぐう)を照(て)らす』という言葉があります。
※天台宗(てんだいしゅう)・最澄(さいちょう)の言葉
「お金や財宝は、国の宝ではありません。自分自身が置かれた、それぞれの場所・立場で、精一杯、努力している、明るく光り輝くことの出来る人こそ、何物にも代えがたく、貴(とうと)い、大事な国の宝である。」という意味です。
自分自身を、陰で支えてくれる人達がいることを、忘れない様にしましょう。
言い換えれば、いつも、自分の周囲の人達に対して、『お陰様』という謙虚な気持ちを持っていましょう。
そうすれば、きっと、皆が、あなたを助けてくれて、物事が「良い方向」に回っていくでしょう。
以上です。