第132回 「コーヒーブレイク」 お盆の供養(くよう)

第132回

「コーヒーブレイク」

お盆の供養(くよう)

 
1.精霊馬(しょうりょう・うま)または(しょうりょう・ま)
 
 
⑴お盆のお供え物です。
※あの世とこの世を行き来する、「乗り物」の役目です。
 
⑵きゅうり
①きゅうりに、4本の足(割りばし)をつけて、「馬」に見立てます。
 
②あの世(天国)から、一刻も早く、この世(自宅)に帰って来てほしい、との思い・願いをこめて、お供えします。
 
⑶なす(なすび)
①なすに、4本の足(割りばし)をつけて、「牛」に見立てます。
 
②この世(自宅)から、ゆっくり、あの世(天国)に戻ってほしい、との思い・願いをこめて、お供えします。
 
⑷参考
精霊流し(しょうろう・ながし)、長崎県熊本県の一部・佐賀市
②死者の魂を弔(とむら)って、送る行事のことです。
 
2.僧侶(そうりょ)の言葉、その1
 
 
⑴(この世に)残された者が、笑顔で、ニコニコしていることが、(あの世に)先に逝(い)った人への、「最高の供養」です。
 
⑵2017年7月2日(日)、フェース・ブック(FB)にアップされていた、「素敵な言葉」です。そこで、皆さんにも、ご紹介しました。
 
⑶参考 
①夭逝(ようせい)
②夭折(ようせつ)
 
※いずれも、意味は、「年令が若くして、死ぬこと」「早死に」です。
※事例 『夭逝・夭折した、画家を悼(いた)む。』
 
3.僧侶の言葉、その2
 
 
⑴ことあるごとに(故人の誕生日・命日、お盆など)、故人を思い出して、偲(しの)んであげることが、「供養」になります。
 
⑵本日は、「お盆の入り(お迎えの日)」の、13日です。
 
⑶私も、昨日、自宅近くの納骨堂に、お参りしました。。そして、天国にいる両親に、感謝の気持ちで、手を合わせてきました。
 
合掌(がっしょう)