第157回 「吉田 松陰の言葉」 習うは一生 / 学ばぬといかん❢
第157回
「吉田 松陰の言葉」
習うは一生 / 学ばぬといかん❢
人間は何の為に、生きているのか。
学びて思わざれば、即(すなわ) ち 罔(くら)し。
1.吉田松陰の言葉
⑴人間は、何の為に、生きているのか。
①学ぶため
②学んだ事を、行動に移すため(行動するため)
である。
⑵ダメな人間とは、
①人柄が良いだけの者
②学んでも、行動しない者
である。
2.論語の一節
⑴「学びて思わざれば、即(すなわ) ち 罔(くら)し。
思いて学ばざれば、即ち 殆(あや)うし。」
※罔(くら)し 「暗い、無知なさま」
※殆(あや)うし 「あやうい、不安心、危険、滅亡が近い」
⑵解釈
本を読み、学んで、それらの、たくさんの『学び』を、「自分の考え」に落とさなければ(自ら考えなければ)、本物の、活きた、知識として、身に付くことはありません。
また、自分で考えるだけで、他人から、学ぼうとしなければ、自分の考えが、凝(こ)り固(かた)まってしまい、独善に陥って危険です。
3.習うは一生
⑴新しい事を知り、身に付けていく為に、人は一生を通して、常に、学び続けなければならない、ということです。
⑵人は死ぬまで、勉強していく「覚悟」を持たなければならない。
まさに、『学ばぬと、いかん❢』であります。
※習得 「色んな事を習って、身に付けること」
以上です。