第163回 「群雄割拠の2017秋場所」 3横綱の休場

第163回

「群雄割拠の2017秋場所」

3横綱の休場

 

「魚屋のネコ」

練習する才能

 

1.期待の若手、北勝富士 関(ほくとふじ・ぜき、1992年生まれ)

 

 

⑴私は、彼は「土の臭い」「土の香り」がする、力士と思っています。

 

①漫画からヒントを得て、プールの中で(水中で)、「300回のスクワット」を行い、足腰を鍛えています。

 

⑵ファンに、サインを書く時のエピソード

 

①自分は、100枚の色紙にサインを書きますが、もらう人には、『大切な1枚』になると思うので、1枚1枚、丁寧に、「優しい笑顔」で書いています。

 

⑶相撲解説者・北の富士氏(もと横綱)のコメント

 

①『魚屋のネコ(魚を食べる為に、取らない)』の様に、相手の回(まわ)しを、取ってはいけない❢

 

※常に、相手を突き放し(回しを取らずに)、「自分の出足」を止めないことが、大切である。

 

②愚直(ぐちょく)に、前に前に出る、「押し相撲」に徹することが、大切である。

 

 

2.大横綱白鵬も認める逸材(いつざい)、阿武咲 関(おうのしょう・ぜき、1996年生まれ)

 

 

⑴今場所の注目株は、「お茶目で、気さくな、怪力力士(りきし)」です。

 

⑵彼には、『練習する才能』があった。

(地元の相撲道場の、恩師の言葉)

 

①小学生、中学生の時に、通っていた地元の、相撲道場でのエピソード

 

②持ち前の、「負けん気」の強さから、「出来るまで」練習を続けて、帰宅しなかったそうです。

 

※今の部屋では、親方から、「稽古(けいこ)しかないよ❢稽古しか❢」と、厳しい、激励の言葉が飛びます。

 

四股名(しこな)には、「土俵上で、花が咲く様に」との、地元の恩師の願いが、込められています。(阿武 関)

 

 

3.若手の台頭

 

 

⑴上記のほかに、

◆御嶽海 関(みたけうみ・ぜき、1992年生まれ)

◆宇良 関(うら・ぜき、1992年生まれ)

などの、若手のホープもいます。
 

⑵相撲解説者・北の富士氏(もと横綱)のコメント

 

①これまで、大学卒力士の、「大関昇進者」は少ない❢

 

②私の感想

 

台頭(たいとう)してきた、若手の「ハングリーさ」「ひたむきさ」を盗んで、人気力士の「遠藤」を始めとする、大学卒力士たちも、さらに、飛躍してほしいと願っています。

 

 

以上です。