第205回 「全国 いじめ 約32万件」 自殺者 約240名

第205回

「全国 いじめ 約32万件」

自殺者 約240名

 

 

 

1.全国 いじめ 約32万件

 

⑴生活環境の変化

 

私が、かつて、

◆小学校(1958年~1964年)

◆中学校(1964年~1967年)

◆高等学校(1967年~1970年)

 

を過ごした時代と、現在では、生活環境が一変(いっぺん)、様変(さまが)わりしています。

 

⑵「ゆとり」「ガキ大将(リーダー)の不在」

 

①ゆとり

社会全体に、「ゆとり」の無い状態

 

◆大人(両親)

共働き、残業で、多忙な毎日

 

◆児童・生徒(子供)

学校、学習塾、クラブ活動【お稽古事(けいこ_ごと)】で、多忙な毎日

 

児童、生徒の中に、ガキ大将(リーダー)の不在

他人の事に、関(かか)わっている「ゆとり」なし❢

 

◆自分の事で精一杯

他人の事には、関心を持てず❢

 

◆ガキ大将(リーダー)が育たない。

 

「個人優先主義」の浸透により、

※おせっかいな人物

※世話を焼(や)く人物【世話役】

が育たない、世の中の状況・流れになった。

 

 

2.自殺した子供の人数 約240名

 

⑴失われた、もったいない命(2016年)

①小学生(4名)

②中学生(69名)

③高校生(171名)

 

⑵自殺の原因

①原因不明(132名)

②「進路問題」「家庭不和」(各27名)

③「将来への不安」「その他」(合計20名)

④友人関係での悩み(17名)

⑤『いじめ』の問題(10名)

⑥教職員との関係で悩んでいた(3名)

 

 

⑶救うべき命

 

少子高齢化を防止する為にも、一人ひとりの『大切な命』を、守っていかなければなりません。

 

②やはり、ここは、児童・生徒と、毎日、密に接している教師・職員が、五感を研(と)ぎ澄(す)ました、『見守り』を徹底するしか、対策はないのではないか。

 

◆生徒の顔色の注視

◆生徒の声色(こわいろ)の聞き分け

◆生徒の姿勢(後ろ姿など)の見極め

◆生徒の歩き方(肩を落としていないか)の確認

 

③私自身が、かつて、製造業の会社にて、人事・労務の職務で、「従業員(社員)の世話活動」を担当していた経験から。

 

以上です。