第231回
「年を重ねること」
豊かな心
1.年を重ねること
⑴加齢(かれい)により、顕著に表れることは、『出来ること』が、少なることです。
⑵即ち、悲しいかな、「力(ちから)」が付くものが、衰えていくことです。
具体的には、
①体力が、落ちる。
②筋力(筋肉量)が、落ちる。
③いわゆる、「能力」全般が、低下する。
④免疫力(抵抗力)が、落ちる。
⑤視力(視野も狭くなる)が、落ちる。
⑥聴力(高音域も聞きづらい)が、落ちる。
ことなどが、挙げられます。
2.豊かな心
⑴ビジネス・ライフを、ハッピー・リタイアしたら、現役時代に比べて、
◆『豊かな時間』
◆自由に使える、たっぷりの時間
を手に入れることが出来ます。
⑵この豊潤(ほうじゅん)な時間を、有意義に活用して、
◆「豊かな心」
◆「優しさに、溢(あふ)れる心」
を、育(はぐく)むことが出来ます。
①人生の年輪(ねんりん)の数だけ、後輩に対して、『道標(みちしるべ)』を、示唆・助言できます。
②語句の解説
◆豊潤(ほうじゅん)
豊かで、潤(うるお)いのあること。
◆年輪(ねんりん)
一年一年と積み重ねられてきた、経験や歴史。
3.知的好奇心で、首を突っ込むこと
⑴加齢とともに、「新規分野・新規テーマ」に対しての『適応力』も、当然のことながら、低下していきます。
①煩(わずら)わしい
②面倒臭(めんどうくさ)い
という気持ちも絡(から)んできて、新(あら)たに、チャレンジすることが、億劫(おっくう)になってきます。
⑵これを防止する為にも、何事にも、興味・関心を抱いて、
①出来る範囲で
(無理の無い範囲で、苦痛を感じ無い程度で)、
②首を突っ込んで、関(かか)わりを持つ様に、
努力・挑戦していきましょう。
以上です。