第241回 「能力の無い上司」 自己変革の無い能天気

第241回

「能力の無い上司」

自己変革の無い能天気

 

 

1.能力の無い上司

 

⑴「能力の無い上司」の部下になること。

 

①ビジネス・パーソンにとって、

◆「能力の無い上司」の部下になることほど、

◆『人材育成の観点』から、

不幸なことは、ありません。

 

②しかし、組織内においては、残念ながら、部下は、上司を選ぶことが、出来ません。

 

⑵学ぶべき「背中」は、あるのか。

 

①子供は、「親の背中」を見て育つ。

 

②部下は、『上司の背中』を見て育つ。

◆上司として、部下を育てる責任が、あります。

◆上司として、部下を育てないのは、『重大な罪』「犯罪」であります。

 

 

2.自己変革の無い能天気

 

能天気(のうてんき)な上司

 

①考えが浅くて、軽薄(けいはく)なこと。

また、その様な人。

 

◆軽薄(けいはく)

「態度に慎重さが無く、誠意が感じられ無いこと。」

 

②『手柄は下に(部下)、責任は上に(上司)』を、実践できない、ボンクラ上司

 

⑵上司は、常に「自己否定 &自己批判」が必要

 

①部下に、『精神論を押し付ける』だけの、「ポンコツ野郎(上司)」

 

②旧態依然(きゅうたい_いぜん)とした、『旧来(きゅうらい)のやり方・考え方』を、部下に、無理強(むり_じ)い、してはいけません。

 

◆旧態依然(きゅうたい_いぜん)

「元のままで、少しも、変化や進歩が無い様(さま)」

◆旧来(きゅうらい)

「以前から行われていること。従来。」

 

③常に、『理論派の上司』を目指(めざ)して、「自己改革・自己改善」に、真摯(しんし)に、取り組まなければなりません

 

◆真摯(しんし)

「真面目(まじめ)で、ひた向きなこと。」

 

 

3.浄土真宗(本願寺派)の教え

※福岡市中央区大手門

※法伝寺の入り口の掲示板

 

⑴『自分が可愛い』、このどうにもならない、心の病(やまい)が、他者への痛みを、麻痺(まひ)させる。

 

①『現状満足』「自己保身」に、陥(おちい)る上司

 

②部下を強くする・育て上げるのが、大切な「上司の仕事・役割」です。

 

⑵けれども、その病の恐ろしさに気付くところに、身勝手を慎み、譲り合う、慈悲(じひ)の大道(だいどう)が、芽生(めば)えよう。

 

慈悲(じひ)

「慈(いつく)しみ。憐(あわ)れむこと。情け。」

大道(だいどう)

「人として、守るべき正しい道。」

 

 

以上です。