第256回 「日本人の主体性、自主性」 慈悲(慈愛)、平等、一体観

第256回

「日本人の主体性、自主性」

慈悲(慈愛)、平等、一体観

 

◆仏教の悟り(さと_り)とは、究極的には、『幸せになること』だと思われます。

 

◆今を大切に生きましょう。

※例えば、目の前のコーヒーを、じっくり見て、じっくり味わって、飲むことが大切です。

※深く、生きましょう❢(live deeply)

 

 

1.慈悲(慈愛)、平等、一体観

 

⑴宗教の本質

宗教は、次の『三つの要素』で、構成されています。

 

①慈悲(慈愛)……お互いへの尊敬

②平等……お互いの許し

③一体観

 

⑵上記の「三つの要素」を象徴しているシーン

 

①2016年5月、広島市の原爆記念公園にて。

当時のオバマ大統領と被爆者の代表が、抱き合ったシーン

 

②三つを実践している例

◆慈悲(慈愛)……お互いへの、深い尊敬の気持ち

◆平等……被爆者の一人 VS 「戦争当時の敵国であった、米国の代表」

◆一体観……二人が、一体となっている

 

 

2.日本人の主体性、自主性

 

⑴日本人に、やや欠けているものとは、

①主体性

②自主性

であります。

 

⑵日本人は、自分らしく生きていない。

『出る杭(くい)は打たれる』から、人の目を気にしている。

 

⑶仏教の「教え」を通して、

①慈悲(慈愛)

②平等

③一体観

を体得して、『幸せな人生』を、さらに、「他者との共有(一体観)」を完成させましょう。

 

 

3.資料出所

 

⑴「こころの時代」~宗教・人生~

『アメリカで生きる仏教』

 

◆僧侶 ケネス田中氏

武蔵野大学名誉教授

 

※10歳で渡米する。

※その後、アメリカで40年間、日本で20年間の生活体

 

◆最終講義(今春、70歳にて退官)

「世界の幸せをカタチにしよう」

 

NHK-Eテレ

2018年4月14日(土)、13~14時

再放送分より。

 

 

以上です。