第258回 「巧詐(こうさ)は、拙誠(せっせい)に、しかず。」 橋下(はしもと)_徹_氏の主張

第258回

「巧詐(こうさ)は、拙誠(せっせい)に、しかず。」

橋下(はしもと)_徹_氏の主張

 

 

1.巧詐(こうさ)は、拙誠(せっせい)に、しかず。

 

⑴巧詐不如拙

 

①読み方

巧詐(こうさ)は、拙誠(せっせい)に、如(し)かず。

 

◆巧詐(こうさ)

うまく騙(だま)すこと。企(たくら)み。

 

◆拙誠(せっせい)

拙(つたな)くはあるが、誠実であること。

 

◆如(し)かず

及ばない。かなわない。

 

②意味、解釈

 

巧(たく)みに、偽(いつわ)りごまかす「巧詐(こうさ)」よりも、つたなくとも、正直に誠意がある、『拙誠(せっせい)』の人物の方が、信頼に足(た)る。

 

⑵政治のあるべき姿とは

 

①上記は、もと防衛大臣、中谷_元_氏の、『政治のあるべき姿』についての発言です。

②2018年4月22日(日) 「livedoor NEWS」より。

 

 

2.橋下(はしもと)_徹_もと大阪市長の主張

 

⑴民主政治というのは、「論理的な正当性」だけではなく、有権者の『主観的な満足度』を高めることも、必要となる。

論理的に、いくら正しくても、有権者から、嫌われて支持を失えば、「政権の力」は弱まり、力強く、政治を進めることが、出来なくなる。

 

⑵資料出所

 

①2018年4月19日(木)

②PRESIDENT Onlineより。

 

 

3.私見

 

⑴福田事務次官(財務省)のセクハラ疑惑

 

財務省が提示する、「血の通わない」対応策

 

②被害者と思われる女性に対して、『申し出る義務』を課(か)すのは、「弱い者イジメ」である、と国民に受け止められています。

 

⑵潔(いさぎよ)い謝罪、無し❢

 

財務省の態度は、「正直な対応」『誠意ある受け答え』に、感じられません。

 

②理屈、論理性の重視ではなくて、国民は、「皮膚感覚」『肌感覚』が鋭いので、もっと、主観、直感(直観)を大切にした、対応に専念すべきでした。

 

 

以上です。