第130回 「漠然とした質問」 理路整然と答える

第130回
「漠然とした質問」
理路整然と答える
 
1.面接官からの質問
 
 
⑴採用面接の場において、「漠然(ばくぜん。ぼんやりとして、とらえどころの無いさま)とした、大きなテーマ」で、質問された場合の受け答え
 
※例えば、面接官からの「あなたの学生生活は、いかがでしたか」という質問に対して
 
⑵私の場合の返答事例
 
①まず、大きく、「三つのテーマ」について、説明します、と切り出します。
 
※いくつのテーマを、説明するのかについて、『全体像』を明示します。
 
②例えば、「学業成績」「クラブ活動」「ボランティア活動(またはアルバイト)」と、『三つの分野(テーマ)』を示します。
 
※時間の関係上で、面接官から、では、3番目の「ボランティア活動(アルバイト)」についてのみ、説明してください、といった指示(展開)になる可能性もあります。
 
③次に、それぞれの分野(テーマ)についても、その最初に、ポイントは二つ(または三つ)です、と事前に、「説明する数(数量)」をクリアに(明確に)しましょう。
 
※そして、その具体的な説明については、「キーワード」を多用して、簡潔に、手短に、行いましょう。
 
2.面接官からの質問
 
 
⑴採用面接の場において、「単発のテーマ」で、質問された場合の受け答え
 
※例えば、面接官からの「あなたのクラブ活動は、いかがでしたか」という質問に対して
 
⑵いきなり、ダラダラと、語り始めるのではなくて、
 
①まず最初に、大きく、「学内」でのクラブ活動か、「学外」でのクラブ活動か、を説明します。
 
②次に、ポイントは二つ(または三つ)です、と事前に、「ポイントのトータル数(数量)」をクリアに、明示しましょう。
 
そして、その具体的な説明については、「キーワード」を多用して、キーポイントについてのみ、簡潔に、手短に、行いましょう。
 
3.木を見て、森を見ず
 
 
⑴いつも、「全体像(トータル数量)の提示」を心がけましょう。
 
⑵そして、説明の順序は、「大項目→中項目→小項目の順序」で、行いましょう。
 
以上です。