第134回 「不真面目、非真面目、生真面目」
第134回
「不真面目、非真面目、生真面目」
1.不真面目(ふ・まじめ)
⑴真面目でないこと。
①物事に対する真摯さ(しんし、真面目でひたむきなこと)が、感じられないさま。
②職務・仕事などに、真剣に、取り組まないさま。
⑵「英語」では
①frivolous 軽薄な、浅薄な、つまらない
②irresponsible 不真面目な【responsible 責任がある、信頼できる】
2.非真面目(ひ・まじめ)
⑴「不常識で、非真面目」
①故・本田 宗一郎氏が、創業したホンダが、モットーにしている言葉です。
②Love your offbeat. 不常識なことに、非真面目に取り組め。
※offbeat 風変(ふうが)わりな、普通でない、意表(いひょう)をついて面白(おもしろ)い。
⑵不常識
①常識を外(はず)れた、新しい見方、考えのことです。
⑶非真面目
①楽しく、徹底的に、取り組むさま。
②「英語」では
※non-serious 非真面目
3.生真面目(き・まじめ)
⑴陽気さが、完全に不足するさま。非常に真面目なこと。
⑵意見の内容が堅(かた)く、ユーモアの無い考え方が特徴です。
⑶真面目過ぎて、融通がきかないこと。頑固(がんこ)。
⑷「英語」では
①serious 生真面目な、考え込んだ、厳粛(げんしゅく)な
②unplayful 陽気さが、完全に不足するさま【playful 陽気な、冗談の】
③a no-nonsense boss 生真面目な上司
以上です。