第145回 「長嶋 茂雄さん&野村 克也さん」 インサイド・ベースボール

第145回

「長嶋 茂雄さん&野村 克也さん」

インサイド・ベースボール

 

ヘッドワーク(頭脳的プレイ)しながら、

軽快なフットワークで❢

 

1.長嶋 茂雄さん(1936年生まれの3塁手)と、野村 克也さん(1935年生まれのキャッチャー・捕手)

 

 

⑴1975年5月、野村 捕手が、600号ホームランを打った時の名言です。

 

「ON(王 貞治さん&長嶋さん)は、ヒマワリで、私は、月見草。少ない観衆のもとで、寂しく咲く花だ。」

 

⑵野村 克也さんは、プロ野球・ヤクルトの監督時代に、

 

①「データ野球」を取り入れて、選手に浸透させました。

 

※『知将・野村』として、ヘッドワークしながら、頭脳的プレイをする野球を、実践しました。

 

②中でも、古田 敦也さん(1965年生まれ)を、名キャッチャーとして、育て上げました。

 

 

2.広島・広陵高校の中村 奨成 捕手(しょうせい、キャッチャー)

 

 

⑴今回の甲子園大会にて、『1大会6ホームラン』の新記録を樹立しました❢

 

①これまで、清原 和博 選手が持っていた、「1大会5本塁打」の記録を、32年ぶりに更新しました。

 

②中村 捕手には、上記の『知将・野村 捕手』と同様に、強打者(スラッガー)としての、「非凡なバッティング・センス」があります。

 

⑵惜しまれる、決勝戦での14失点

 

①「相手チームに、ヒット・本塁打を打たれるのは、バッテリー(投手と捕手)の『責任』である。」と、野村監督が、かつて、指摘されていました。

 

②今回の決勝戦で、中村 捕手が、いつも通りの、インサイド・ワークの「力量」「真価」を発揮できなかった為に、

 

※相手チームの、「各打者の弱点」を把握しづらかった

※予想外の、思わぬ、「大量失点」につながった
 
様な気がしました。
 

⑶試合直後に、「プロ入り宣言」

◆ この悔しさを、プロで晴らす❢ ◆

 

①プロ入り後も、捕手を守る場合には、この「インサイド・ベースボール」「ヘッドワーク」に、さらに、磨きをかけて、球界を代表する、キャッチャー(捕手)に成長してほしい、と願っています。

 

②ビジネス・パーソンの世界でも、同様に、自社製品を買ってもらう為に、一人ひとりが、知恵を絞り出して、毎日、必死に、各自の業務に、取り組んでいるのだから。

 

以上です。