第147回 「1日だけインターン」 岡目八目
第147回
「1日だけインターン」
岡目八目
5日→1日に短縮された新制度
新しい「視点」でチェックする。
1.2018年卒の就職活動
⑴インターン・シップの日数
①今春から、従来の「5日以上の参加」が、「1日からの参加でもOK」へと、変更になりました。
②特に、実験などで、学業が多忙な理科系の学生にとっては、この短縮は、歓迎されている様でした。
⑵東京のタクシー会社の実例(京王自動車)
①男子学生2名が、「1日だけインターン」として、タクシーに乗務して、「貴重な体験」をしました。
②その後、「当事者」である、タクシー会社のスタッフに対して、「第三者」である、大学生達が、感じた、新たな視点でチェックした、『新規のビジネスプラン』の提案を、プレゼンテーションしていました。
⑶テレビ東京「WBS、ワールド・ビジネス・サテライト」
2017年8月22日(火) 23時からの放送分より。
2.岡目八目(おかめ・はちもく)
⑴第三者には、当事者よりも、かえって、冷静に、客観的に、物事の真相、情勢、および利害得失(とくしつ)が、よく分かること。
※囲碁(いご)から出た言葉。「傍目(おかめ)八目」とも、書きます。
※碁(ご)を、わき(傍、そば)から見ている(第三者)と、実際に、打っている人(当事者)よりも、八目(はちもく)も、先まで手を見越す、という意味から。
⑵上記のインターンの学生達は、「岡目八目」的な役割を果たせます。
※即ち、タクシー会社の社員達は、発想がマンネリ化していて、感覚が鈍くなっている傾向が、あるのかもしれません。
※その社内感覚に、
『新風を吹き込む』
『外部(第三者)チェック』
という観点から、この「1日だけインターン」は、とても、「有意義な制度」だと思います。
以上です。