第182回 「映画ドリーム」 米国NFL選手の片膝づき

第182回

「映画ドリーム」

米国NFL選手の片膝づき

 
Racial Harassment

ザ・ビートルズ

 

 

1.映画「ドリーム」

全国ロードショー中

 

⑴米国NASAを支えた、知られざる黒人女性3人の、サクセス・ストーリー(実話)

 

①人種差別を受けながらも、ロケット打ち上げを実現させた、アフリカ系・黒人女性3人が、力強く歩む

 

②人種差別が色濃く残る時代、優秀な頭脳をもつ、黒人女性(数学者)が、働いていた。

 

⑵Racial Harassment

(人種的偏見に基づく嫌がらせ)

 

①白人用と有色人種用が、区別される時代

 

◆トイレ

◆休憩室

◆コーヒー・メーカーなど

 

②主人公キャサリンの能力が、実力主義の上司(ケビン・コスナー)に認められて、『差別の壁』が、少しずつ崩(くず)れていく。

 

◆不可能を可能に

◆3人の女性が、歴史を変える。

 

⑶「多様性」「働き方」を考える、『きっかけ』になる作品です。

 

 

2.米国NFL選手の、「片膝(かたひざ)づき」

 

⑴国旗の掲揚時、国歌の斉唱時には、「起立すべき」と考えている人が、69%の米国国民

 

⑵しかし、アメリカン・フットボール・チームの黒人選手たちは、

 

◆警察による黒人への暴力

◆白人至上主義者との衝突事件

 

に抗議して、試合前のセレモニー(国旗の掲揚時、国歌の斉唱時)で、『片膝づき』で抗議しています。

 

 

3.もう、ひとあじ(一味)

 

⑴世界的人気の、英国ロックバンド

ザ・ビートルズ

 

⑵世界を動かした、勇気ある4人の若者たち

 

①アメリカ南部でのライブ公演

 

◆白人用

◆有色人種用

 

の座席に、「区分け」してあったことに、ザ・ビートルズの4人が抗議

 

②座席の分離を中止して、白人、有色人種(主に黒人)が、混在する会場にて、ライブが実現した。

 

 

以上です。