第221回 「日曜劇場 陸王(りくおう)」 俳優 役所 広司 氏の演技力

第221回

「日曜劇場 陸王(りくおう)」

俳優 役所 広司 氏の演技力

 

 

1.俳優 役所 広司 氏の演技力

 

⑴芸名「役所 広司(やくしょ_こうじ)」の由来

 

①役所(やく_どころ)

◆真面目な役柄(やくがら_役どころ)から、

◆ひょうきんな役柄(やくがら_役どころ)まで、

 

②広司(ひろ_し)

◆幅広く演じられる役者、

◆芸の役(やく)の幅が、広(ひろ)し

ということで、この芸名にした、と聞きました。

 

⑵「年末ジャンボ宝くじ」のCМ

◆あのテレビCМを見たら、彼の『芸の幅広さ』を理解できるでしょう。

 

 

2.日曜劇場 陸王(りくおう)

◆2017年11月26日(日) 21時~ TBS系列

◆第6話「ついに『陸王』デビュー戦❢」

 

⑴「陸王(りくおう)、マラソン用のたび型シューズ」

◆アッパー素材の供給会社である、

◆「タチバナ_ラッセル社」の裏切り

 

①upper、足の甲(こう)を覆(おお)う部分

 

②零細企業の「こはぜ屋」は、

◆大企業の「アトランティス社」の妨害により、

◆「タチバナ_ラッセル社」との契約を

ひっくり返される。

 

 

⑵ここで、「こはぜ屋」社長である、役所 広司 氏の名台詞(めい_せりふ)

 

ピエール瀧(アトランティス社_日本支社_営業部長)

 

「我々は、世界に市場を持つアトランティスなんですよ。」

 

「こう言っては何だが、あなた方の様な、地方の零細企業を、潰(つぶ)す様なことは、しませんよ。する必要も無い。」

 

役所 広司

 

「そうですよね。ですが、その零細企業だからこそ、分かることがあるんです。」

 

「あの『Wラッセル』という特許を得るまでに、橘(たちばな)さんは、血の滲(にじ)む様な努力をしてきたんだ、ということを。その技術を、大企業の身勝手な都合(つごう)で、利用する様なことだけは、どうか、しないでいただきたい。」

 

※橘さん役は、木村_祐一_氏

※タチバナ_ラッセル社、社長役

 

 

ピエール瀧に、近づく役所 広司

 

役所 広司

 

「橘さんの、素晴らしい技術を、生かしてやってください。」

 

ピエール瀧に、頭を下げる役所 広司

 

役所 広司

 

「私達には、まだ、その力が無かった。でも、アトランティスさんなら、可能ですよね。それこそが、大企業としての役目じゃないですか。」

 

ピエール瀧

 

「大企業の何たるかは、あなたに、どうこう言われる筋合いは無い。うちと契約することで、橘さんも、儲(もう)かるんだ。それで、いいじゃないですか。」

 

 

少し、呆(あき)れた、笑いを浮かべて

 

役所 広司

 

「それは、違いますよ。同じ仕事でも、ただ、金の為だけにやらされるのと、一緒に同じゴールを目指(めざ)して、挑戦するのとでは、全然違う。」

 

「そこには、『絆(きずな)』が生まれる。その絆が、次のビジネス・チャンスを生むんです。いい歳をして、やっと、そのことに気付いたんです。『陸王』が教えてくれたんです。」

 

 

「だから、私は、まだ、諦(あきら)めませんよ。必ず、橘さんに代わる素材を見付けて、また、『陸王』を作ります。」

 

「『R2』に負けない様な、『世界一のシューズ(新・陸王)』を作りますから。 失礼します❢」

 

※R2、マラソン・シューズの商品名

アトランティス社の主力商品名

 

以上です。