第230回
「チームワーク」
個の力
1. 2018年 箱根駅伝
⑴往路優勝の東洋大学
スローガンは、『1秒を削り出せ』
⑵個々人の実力差
①10名の出場選手の中には、当然のことながら、走るタイムに、凸凹(デコボコ)があります。
②これを補うのが、エース・ランナーの「個人技」の発揮による、『総合力』であります。
2. 2018年 全国高校サッカー選手権大会
⑴駅伝と同様、サッカーも、「団体競技」で、『チームワークの良さ』が、ものを言います。
⑵しかも、この競技でも、ゴール前での、エースの個人技である、『決定力(決める力)』が、試合の勝敗を左右します。
3.チーム内での競争力(ライバルの存在)
※着眼点
スポーツ界 → ビジネス界
⑴学生時代
①全国レベルでの『学力模試』の受験
②全国レベルでの、自分の「学力水準(実力)」の把握が可能です。
⑵中小企業、零細企業の実態
①社内に、同期入社の者、同年代の者、いわゆる、ライバルが不在の企業が多いのが現状です。
②ゆえに、社内で、『向上心の醸成(じょうせい)』を、維持しづらい環境です。
※醸成(じょうせい)
ある雰囲気や状況を、徐々に作り出すこと。
⑶全国レベルでの、ビジネス面での、自分の実力・能力の把握
①『他流試合』してみて、初めて、「自分の力」が分かります。
※他流試合
「異業種交流による研修会への参加」や「転職」など。
②「井の中の蛙」にならない様に、
◆国家資格にチャレンジする
◆世の中の趨勢(すうせい)を把握する
ことを心がけて、現在の『自分のレベル』を把握しましょう。
※趨勢(すうせい)
物事がある方向へ、進んでいこうとする勢(いきお)い。なりゆき。
以上です。