第233回 「自分の強み」 余人(よじん)をもって、代(か)えがたし

第233回

「自分の強み」

余人(よじん)をもって、代(か)えがたし

 

 

1.自分の強み

 

⑴自分の「強み・魅力」を、さらに研(と)ぎ澄(す)まして、『独自の価値』を高めていきましょう。

 

①具体的には、自分の短所を、「プラス思考」に基づく対策によって、長所に変えていきましょう。

 

◆私の事例

「責任感が強すぎて、つい、一人だけで、仕事を処理してしまいます。」

 

『対策として、「甘え上手(じょうず)」になることを意識して、周囲の人たちを、巻き込む様に、心がけています。』

 

②また、「ネガティブな受け止め方」から、「ポジティブな受け止め方」に切り替えて、何事にも、『前向きな姿勢』で、取り組んでいきましょう。

 

◆即ち、『ポジティブ・スパイラル』で、「負(ふ)の考え方」を、排除しましょう。

 

※Positive Spiral

(積極的な・肯定的な━らせん・うず巻き)

 

※回りながら拡大していく、良循環

ヤル気→スキル・アップ→自信→楽しむ→ヤル気

 

③黄金律

(the golden rule、ザ・ゴールデン・ルール)

 

◆意味

「人が喜ぶことを、せよ」

「人にしてもらいたい様に、人にも為(な)せ」

 

キリスト教の教えの、一節(いっせつ)です。

『他人との、積極的なかかわり』を、意識することによって、自分の「強み・魅力」を、どんどん、産(う)み出していきましょう。

 

⑵「強みの過剰発揮」にも、要注意❢

 

①人が失敗するのは、自分の「弱み・弱点」からではなくて、『強みの過剰発揮』によって、引き起こされる場合があります。

 

②『自信ある行動』とともに、「自省(じせい)」する謙虚さを、同時に、持ち合わせましょう。

 

 

2.余人(よじん)をもって、代(か)えがたし

 

⑴余人(よじん)をもって、代え(替え_かえ)がた(難_がた)し

 

①言葉の意味

 

「優れた能力・技量や、独特の個性・性格を持つことから、別の人(代理の者)では、代用・代理をすることが出来ない、という意味です。」

 

②即ち、その仕事・業務を処理・遂行できる、『唯一無二(ゆいいつ_むに)の人材』「第一人者」であります。

 

⑵『価値ある存在』

 

①組織内にあっては、「キー・マン(キー・パーソン)」と言っても、良いでしょう。

 

自己啓発・自己研鑚(じこ_けんさん)に励み、組織にとって、『必要不可欠(ひつよう_ふかけつ)』の存在・エースに、自己成長していきましょう❢

 

 

3.諺(ことわざ) 「小寒の氷 大寒に解(と)く」

 

⑴1月20日は、「大寒」です。

 

①24節気(せっき)の一つです。

 

②今年は、1月20日から2月3日までの15日間に、当たります。

 

※365日÷24(節気)=約15日

※なお、2月4日は、立春です。

 

⑵意味

小寒の時期よりも、大寒の時期の方が、かえって、暖かいこと。」

 

※そこから転じて、

「物事が、必ずしも、順序どおりに、いかないこと」の喩(たと)えとして、使用されます。

 

 

以上です。