第242回
「美しい日本語」
梶_芽衣子さんの心意気
1.美しい日本語
⑴人気テレビ番組『サワコの朝』
①2018年3月10日(土)放送分、TBS系列
②ゲストは、ジーンズ姿の、女優・歌手の梶_芽衣子さん(かじ_めいこ)でした。
◆1947年3月24日生まれ、東京都出身
◆テレビ「鬼平犯科帳シリーズ」、映画『女囚さそりシリーズ』などで活躍
⑵番組の冒頭で、叱られる、司会者の、阿川_佐和子さん(あがわ_さわこ)
①阿川さんの「やっぱ」発言
②「やっぱり」『やはり』と、きちんと、正しい日本語を、使用しないとダメ❢
2.梶_芽衣子さん(かじ_めいこ)の心意気
⑴サバサバした性格
①女優さんだけに、もうすぐ、71歳になるというのに、実に、「美しい容貌」でした。
②ハキハキした、受け答えで、気持ちのいい、軽妙洒脱(けいみょう_しゃだつ)な、トーク内容でした。
※軽妙洒脱(けいみょう_しゃだつ)
「軽やかで、洒落(しゃれ)ていること。」
「俗っぽく無く、爽やかで、洗練(せんれん)されて、巧(たく)みなこと。」
⑵外国映画には、出演しない❢
①「日本語」でないと、自分の感情を、正確に、細やかに、表現できない、という主張でした。
②ゆえに、外国からの、映画出演依頼は、すべて断った、そうです。
3.現在、公開中の映画「空海」
⑴日中の俳優が競演
①残念ながら、国内では、『吹き替え版』しか、上映されていない、そうです。
②中国人にしか、表現できない、微妙な『感性』などが、映画の音声上では、忠実に、「再現」されていないのでは、と心配しました。
⑵ネイティブ・スピーカーが、持っている特性
①先程の「梶_芽衣子さん」の主張の様に、日本語が持っている、『美しい響き』を、大切にしたい、と思います。
②また、歌舞伎(かぶき)に代表される、日本人が持っている『美しい所作(しょさ)』も、大事にしなければなりません。
※所作(しょさ)
「身のこなし。仕種(しぐさ)。動作。」
以上です。