第255回 「野村_克也もと監督」 and 水随方円(すいずい_ほうえん)

第255回

「野村_克也もと監督」

and 水随方円(すいずい_ほうえん)

 

◆今春、世の中に、新入社員が、デビュー(入社)して、2週間が経過しました。

 

◆19歳の警察官が、40代の上司を『射殺』するという、ショッキングな事件が、発生しました。

 

◆新入社員にとって、今の「配属先の職場」は、果たして、『居心地が良い職場』でしょうか。

 

 

1.野村_克也もと監督

 

⑴組織は、リーダーの「力量」以上には、伸びない❢

 

①野球評論家時代に、「中学生の野球チーム」の監督を、3年間、やりました。

 

◆この経験が、ものすごく、自分にとっては、大きなプラスになった。

◆ここで、「色々なこと」を実感しました。

 

②いくら、戦力を補強しても、他に何をやっても、「一番トップの人」が、しっかりしないと、チームは強くならない。

 

◆監督自身が、「成長」『進歩』しない限り、チームは強くならない。

◆このことを、少年野球で、身をもって感じました。

 

⑵資料出所

 

①「サワコの朝」 特別編 TBS系列

『今日は、心に響く名言がいっぱい❢』

 

②2018年3月31日(土) 7時30分~ 放送分より。

 

 

2.水随方円(すいずい_ほうえん)

 

⑴水随方円とは

 

①「水は、方円の器(ほうえん_の_うつわ)に、随(したが)う。」

 

◆方円(ほう_えん)とは、

※方……四角い物

※円……円(まる)い物

 

②意味(解釈)

人は、「環境」や「人間関係」次第(しだい)で、善悪のどちらにも、感化(かんか)されるということ。

 

⑵『いい会社』に就職した、実感とは

 

①「いい上司」との出会いが、すべて❢

 

◆上司が善人(優秀な社員)であれば、部下も善人(優良な社員)になる。

 

◆しかし、上司が悪人(ポンコツ社員)であれば、部下も悪人(ボンクラ社員)になる。

 

②部下を育成しないのは、罪である。

 

◆上司(管理職)の責務は、

※部下を強くすること

※部下を育てる(一本立ちさせる)こと

 

◆家庭では、子供は、『親の背中』を見て育つ

※職場では、部下は、「上司の背中」を見て育つ

 

※上司は、人様(ひとさま)から、大切な・大事な子供さんを預かっているのだから、部下の『能力を開花させてあげる』、責任・使命があります。

 

 

3.老成円熟(ろうせい_えんじゅく)

 

◆新入社員、部下に対する、指導・育成のキーワードは、上司の『円熟』です。

 

◆十分に、熟達(じゅくたつ)した、「豊かな内容」で、新入社員・部下を魅了(みりょう)しましょう。

 

⑴キーワードは、「円滑」

 

①上司は、新入社員とのコミュニケーションを、円滑に取り進める。

②部下への「声かけ」「見守り」が、キーポイントです。

 

⑵キーワードは、『円満』

 

①新入社員の「職場生活」『職場環境』への適応・順応を、円満に導く。

②部下への「ユーモア」「ほめ言葉」が、キーポイントです。

 

 

以上です。