第261回 「五月病」 職場の天使とは(?)

第261回

五月病

職場の天使とは(?)

 

 

1. 五月病 (ごがつ_びょう) とは (?) 

 

⑴定義、解釈

 

五月病とは、新入社員や大学の新入生、社会人などに見られる、『新しい環境』に適応できないことに起因する、「精神的な症状」の総称です。

 

代表例としては

 

①各学校を卒業して、この4月に、新社会人になった若者たちは、入社後の1か月間を、緊張の中で、無我夢中で過ごしました。

 

②しかし、5月に入ると、緊張の糸がプツンと切れて、職場(新しい環境)に馴染(なじ)めずに、ストレスを抱(かか)えて、最悪の場合には、退職してしまうというケースです。

 

 

2. ナイチンゲールの言葉 (白衣の天使) 

 

⑴天使とは、美しい花をまき散らす者ではなく、苦悩する者の為に戦う者のことです。

 

フローレンス・ナイチンゲール(1820年~1910年)

②イギリスの看護師

 

⑵資料出所

 

①オトナの土ドラ(土曜ドラマ) 「いつまでも白い羽」

2018年4月14日(土)放送分より。

 

◆フジテレビ系列

◆23時40分~

 

戴帽式(たいぽう_しき)での、学長(校長)のスピーチより。

 

戴帽式

「看護師が、勤務中にかぶる帽子(ナースキャップ)を、頭の上に、いただく儀式」

◆戴(たい)は、「いただく」という意味です。

 

※参考……不倶戴天の敵(ふぐ_たいてん_のてき)

「倶(とも)に、天(天下)を、戴(いただ)かず。」の敵(ライバル)

 

※事例……武田_信玄と上杉_謙信との関係(いわゆる、好敵手)

 

 

3. あなたは、職場の新入社員にとって、「天使」なのか (?) 

 

⑴キーワードは、『聞き上手(きき_じょうず)』です。

 

①「声かけ」の実践が、大切です。

「新入社員の話を、じっくり、聴いてあげる。」

 

②口は一つで、耳は二つ (1対2の法則)

 

あくまでも、「聞き役に、徹しましょう❢」

こちらの意見を押し付けるのではなくて、相手の発言に、耳と心を傾けましょう。

 

『こちらの発言の2倍の量』、相手の話を聴いてあげましょう。

相手は、悩みを吐(は)き出して、きっと、精神的に、スッキリしますヨ。

 

⑵映画 「Georgy Girl (ジョージー・ガール)」 の主題歌

 

◆1966年の英国映画

◆主人公 Georgina (ジョージナ、女性の名前) のニックネームです。

◆『George (ジョージ、男性の名前) みたいな娘』という意味です。

 

①幼鳥から成鳥となるイメージを、テーマにした主題歌

②「その野暮(やぼ)ったい羽根を落として、飛んでみたら。」という助言です。

 

◆若者たちが、自信を付けて、大空に自力で羽ばたける様に、

「人生の道案内役」

『見守り役』として、

引き続き、彼らに寄り添って、励まし、勇気づけてあげましょう❢

 

 

以上です。