第 49 回 「 目から鱗 ( うろこ )、その 5 」 一考察 ( いち・こうさつ )

第 49 回
「 目から 鱗 ( うろこ )、その 5 」
一 考 察 ( いち・こうさつ )

※「 冒 頭 」 及び 「 最後尾 」 の 画 像 が、脱 落していた場合は、ご 容 赦 く だ さい。

 
 
 1. 『 一 考 察 ( いち・こうさつ ) 』
※ 考 察 ( こうさつ )
物 事 の道 理・本質を明らかにする為 に、よく調 べて考えること。

◆私は、1977年 ( 昭和52年 ) から 1 年間、親会社の「 三菱化成 ( 当時 ) 」に、『 教育研修生 』として、自分の会社 ( 子会社 ) から、出向していました。

◎衝 撃 の質問内容
※「 ~について、君は、どの様に考えるか。」という、上司・先輩からの質問でした。
 
※ ( 事例 ) 今年の春闘 について、当社の「 組合 に対する回答金額 ( 案 ) 」は、どうあるべきか、といった質問内容です。
 
▲私が、大学を卒業して入社した会社 【 関西熱化学 ( 兵庫県尼崎市 )、三菱化成の子会社 】 では、新入社員だった私は、『 社風の違い 』もあり、この様な質問を受けることは、全く、ありませんでした。
 
■私は、親会社の三菱化成 ( 当時、現在の三菱化学 ) に在籍 の頃 (1977年・昭和52年~1978年・昭和53年)、この「 一考察 ( いちこうさつ ) 」という、自分の考えを明確に確立する、『 仕事への取り組み姿勢 』に、目から 鱗 ( うろこ ) が落ちました。


 
 
2. 漢文「 ひとくち豆知識 」
 
◆所 謂 ( いわゆる )
 
※漢 文 読 み
レ点 ( れてん、返り点 ) で、下から読めば、『 謂 ( い ) う所 ( ところ ) の 』となります。

◎意味 …… 「 世間一般 に言われている。」「 世 に言う 」「 よく言う 」
「 俗 に言う 」「 世 に言うところの 」
 
▲用例
「 所 謂 ( いわゆる )、才 能 教 育 」
 
 
以上です。