第144回 「山川 穂高 内野手」 埼玉西武ライオンズ

第144回

「山川 穂高 内野手

埼玉西武ライオンズ

 

1.山川 穂高 内野手(やまかわ・ほたか・ないやしゅ)

 

 

埼玉西武ライオンズ、1塁手

176cm、100㎏。沖縄県那覇市の出身

 

⑵1991年11月23日生まれ、25才の新婚さん

 

※趣味(ピアノ)、特技(書道8段)

※意外な「趣味」と「特技」でした❢

 

⑶彼の「覚悟」の言葉

 

『今日、打たないと、明日はない。』

※2017年8月13日(日) HERO'S スポーツニュース番組より

 

①今日の試合で、ヒットを打たないと、明日の試合で、出場の機会はない。まさに、実力の、結果がすべての、「厳しい世界」で、生き抜く男の、「決意」を示した言葉です。

 
②『プロフェッショナルな響き』を秘めた、「素敵な言葉」です。

 

 

2.昨日と違う、今日を生きる

 

 

⑴故・千葉 敦子さんの、本のタイトル名です。

※角川文庫、1988年

 

⑵1940年生まれ(享年46才)

 

※日本のジャーナリスト、ノンフィクション・ライターでした。

※米国の病院にて、「ガン(乳がん等)」の為に死去されました。

 

⑶『若朽(じゃくちく)』にならない様に、また、できるビジネスマン(キャリアウーマン)であり続ける為に、引き続き、自己啓発・自己研鑚に励み、日々、ステップアップしていきましょう❢

 

以上です。

第143回 「出船精神」 処事光明

第143回

「出船精神」

処事光明

 
昨日、自宅近くの公園の鉄棒に、ぶら下がり、空を見上げました。
雲の形が、秋の「うろこ雲」に、変わりつつありました。
※8月7日(月) 立秋
 
雲の形に、また、吹き抜ける風の心地よさに、徐々にではありますが、「秋の気配」を感じる様に、なってきました。

 

1.出船精神(でふね)

 

 

⑴旧・日本海軍の伝統で、「いつでも、確実に、迅速に、行動出来る様に、準備を怠らない様に、しよう❢」とする精神のこと。

 

⑵船舶の、桟橋(さんばし)への、係留(けいりゅう)方向についての用語です。

 

①出船(車の場合、バック駐車に当たります)

②入船(車の場合、そのままの向きでの駐車です)

 

⑶いざ、戦いになった場合、すぐに、港から船を出せる様に、舳(へさき、船の船首・先頭部分)を、港の出口側(海側)にして、停泊(碇泊、ていはく)すること。

 

※緊急事態に備えた、「心がけ」です。ビジネスの世界でも、応用できる「取組み姿勢」です。

 

2.処事光明(しょじ・こうめい)

 

 

⑴「三綱領(さん・こうりょう)」の中の、1項目です。

 

①旧・三菱商事の行動指針、経営の根本理念です。

②現・三菱商事の「社是(しやぜ)」として、今も、引き継がれています。

 

⑵何事(なにごと)であれ、処理・対処は、フェア・プレイに徹する。

 

①公明正大で、「品格のある行動」を旨(むね)とし、活動の公開性、透明性を堅持する。

 

※旨(むね) 「中心とすること、第一の目的とすること。」

 

⑶光明(こうめい、こうみょう)

①意味 「将来への明るい見通し、希望。」

※事例 「前途に、光明を見出す。」

 

3.桧山(ひやま)タミさん(91才、女性)、可愛いおばあちゃん

 

 

⑴現役の料理家、『タミ塾』という料理教室を開催中です。

 

ご本人は、今も、「探究心」旺盛な

 

①見たがり屋

②知りたがり屋

 

であります。

 

⑵人生のレシピ

 

①自分が、かけてもらいたい言葉を、相手に、かけてあげられると、いいですね。

 

②仕事(料理)の手を抜いてもいいけど、「思いやり」を抜いては(欠いては)、いけませんね。

 

NHKテレビ 「ニュースウオッチ9」 2017年8月11日(金)放送分より。

 

以上です。

第142回 「見た目力」 人は、見た目が90パーセント

第142回

「見た目力」

人は、見た目が90パーセント

 

1.人となり

 

 

⑴服装や持ち物は、『その人の、人となり』を、映し出すことがあります。

 

※人となり(為人)。生まれつき、持ち前、性質。

 

⑵相手を思う心(内面)も、身だしなみ(外見)も、どちらも、大切なものです。

 

①人は、「見かけ」によるもの

 

②あなたは、『外見』で、判断されている。

 

⑶「100%好かれる、1%の習慣」ダイヤモンド社より。

 

①マナー講師 松澤 萬紀さん(まつざわ・まき)

 

ANAのCAとして、12年間勤務

 

2.英語では 「人となり」

 

 

⑴character、personality

 

⑵A man's worth lies not so much in what he has as in what he is.

人の価値は、「持ち物」というよりも、「人となり」、にある。

 

①lies in(lie in~。~にある、~に存する、~に起源する。)

② not so much A as B(Aというよりも、むしろB)

 

③Aの部分 what he has(彼が持っている物)

④Bの部分 what he is(彼である所のもの、彼そのもの)

 

⑶才色兼備(さいしょく・けんび)

 

①「優れた才能」と「美しい容姿」の両方を、持っていること。

 

②才兼備

※TPO(Time 時間、Place 場所、Occasion 場合)に応じて、臨機応変に、服装・持ち物に気を配りましょう。

 

3.三菱化成工業(当時、現・三菱化学)の「黒崎工場」時代

 

 

⑴私の20代前半の職場です。

 

①勤労課に所属、従業員の世話活動をする部署

 

②「子会社の関西熱化学」から、親会社の三菱化成に出向中でした。

 

⑵その時の「三種の神器」(さんしゅ・じんぎ)

 

勤労課の職員(スタッフ)は、従業員から、常に、見られているので、きちんとした服装・身なりをする様に、指導されていました。

 

①ブレザー(上着)の着用

②カバンの所持

③そのカバンの中に、日経新聞を差し込む。

 

以上です。

第141回 「三角ぼめ」 100%好かれる、1%の習慣

第141回

「三角ぼめ」

100%好かれる、1%の習慣

 

1.三角ぼめ

 

 

⑴米国の科学雑誌「ニューロン」に、掲載された研究結果

 

①ほめられると、人の脳は、現金を受け取った場合と、同じ部位が活性化するそうです。

 

⑵「周囲の人達(第者)が、そう言っていた。」と伝えるほうが、信憑性(しんぴょうせい。信じて、「よりどころ」とすること)が増します。

 

①つまり、お世辞ではない、社交辞令でもない、『ほめ言葉』になるからです。

 

②この「ぼめ」のほうが、直接、相手をほめるよりも、何倍も、相手を喜ばすことが出来ます。

 

2.資料出所

 

 

⑴「 100%好かれる、1%の習慣」ダイヤモンド社より。

 

⑵マナー講師 松澤 萬紀さん(まつざわ・まき)

 

ANAのCAとして、12年間勤務

 

3.言施(ごんせ)

 

 

①思いやりのこもった、「温かい言葉」をかけること。

 

②まさに、葉による、『し(ほどこし)』と言えます。

 

以上です。

 

第140回 「六中観(りくちゅうかん)」 忙中閑あり(ぼうちゅう・かんあり)

第140回

「六中観(りくちゅうかん)」

忙中閑あり(ぼうちゅう・かんあり)

 

1.故・安岡 正篤 氏(やすおか・まさひろ)

 

 

⑴明治31年(1898年)、大阪市生まれ

 

※大正11年、東京帝国大学を卒業する。

 

⑵教育者、思想家、陽明学

 

⑶「六中観」は、安岡氏が作成したものであり、彼の「座右の銘(ざゆうのめい)」でした。

 

※「安岡 正篤 運命を創る 人間学講話」プレジデント社より。

 

2.六中観の6項目

 

 

⑴忙「中」閑あり(ぼうちゅう・かんあり)

 

①ただの「閑(かん。静か、ひま)」は、退屈して精神が散じてしまう。

 

②忙中に掴(つか)んだ閑こそ、「本当の閑」であります。

 

③私の新入社員時代の話です。同一職場に勤務されていた、60代の嘱託(しょくたく)社員の男性のアドバイスです。

 

※残業、休日出勤で、『超・多忙』な毎日と思う。しかし、「忙中閑あり」という言葉がある。一日20分間でも、時間をつくり出し、精神を集中して、「読書」をしなさい、と。

 

⑵苦「中」楽あり(くちゅう・らくあり)

 

①人間も、甘いだけでは駄目(だめ)であります。

 

②一見、苦味があるが、さて、付き合ってみると、なかなか、甘い、旨(うま)いという人もある。

 

⑶死「中」活あり(しちゅう・かつあり)

 

①「身を棄(す)ててこそ、浮かぶ瀬もあれ」であります。

 

⑷壺「中」天あり(こちゅう・てんあり)

 

①人間は、どんな境地にありましても、自分だけの「内面世界」は、つくり得る。

 

②いかなる『壺中(こちゅう)の天』を持つかによって、人の風致(ふうち。おもむき、あじわい、風趣)が決まるものです。

 

③壺中天こちゅうてん(または、壺中天地こちゅうてんち)

 

※別世界、別天地の意味

 

⑸ 意「中」人あり(いちゅう・ひとあり)

 

①我々の心中に、哲人・偉人を崇拝憧憬(すうはい・しょうけい。心からうやまい、あこがれること)して、そうした人を懐(いだ)いていることは、尊いことであります。

 

②私の様な凡人(ぼんじん。普通の人、平凡な人)は、「意中人あり」というと、通常は、『恋人』ぐらいにしか思いません。

 

⑹腹「中」書あり(ふくちゅう・しょあり)

 

①頭の中の薄っぺらな、大脳皮質に、ちょっぴりと刻まれた程度では駄目なのです。

 

②わが腹中に哲学、信念がある、「万巻(まんかん。多くのまきもの・本)の書」がある。そうなっていないと、いけません。

 

以上です。

第139回 「出口と入り口」 運命の扉

第139回
「出口と入り口」
運命の扉
 
昨日、自宅近くの公園の鉄棒に、ぶら下がり、空を見上げました。
雲の形が、秋の「うろこ雲」に、変わりつつありました。
※8月7日(月) 立秋
 
雲の形に、また、吹き抜ける風の心地よさに、徐々にではありますが、「秋の気配」を感じる様に、なってきました。
 
1.出口と入り口
 
 
⑴出口
 
①就職活動の期間は、学生時代の生活に、「訣別(けつべつ。きっぱりと、別れること)」して、新しい海への、『船出』をする準備期間に、当たります。
 
②まさに、sail on silver girl(boy) であります。
 
※「銀色の少女」よ、船出しよう❢
サイモンとガーファンクル、「明日に架ける橋」の歌詞の一部です。
 
⑵入り口
 
①いよいよ、「新・社会人」という、全く『未知の世界』に、足を(第一歩を)踏み入れます。
 
②学生時代との一番の差異・違いは、あなたの(ビジネス)行為・態度によって、「利害関係」が、発生するということでしょう。
 
※合格  利益・勝利を、手にすること。
※不合格 損害・不利益を、被(こうむ)ること。
 
⑶運命の扉
 
①「採用面接」という『運命の扉』を、不屈(ふくつ。困難にくじけないで、意志を貫くこと)の決意・覚悟で、自分の力で、開きましょう。
 
 
2.余人(よじん)を以て(もって)、代えがたし
 
 
⑴英語では (It  is) hard to replace with other person になります。
 
①hard 難しい、困難な
②replace 置き換える、取って代わる、~の後任になる  
 
⑵採用面接の場(あるいはエントリー・シート)で、他人では「代用」「代替」できない、
 
①あなたにしか出来ない、特殊な『才能・技(わざ)』を、
②また、あなただけが持っている、貴重な『価値』『体験』を、
 
積極的に、大いに、アピールしましょう。
 
※キーワードは、「特殊能力・技能」です。
※キーワードは、「価値ある男(女)」です。
 
 
3.真の「コミュニケーション能力」とは
 
 
⑴敏腕(びんわん)の同時通訳者 橋本 美穂さん(1975年、米国生まれ)
※敏腕 「物事を、素早く、的確に、処理する能力を持っていること。」
 
⑵相手が、何を考えているのか、その「真意」を理解する能力のこと。
 
⑶また、理解してもらう為に、相手に「本心」を伝える能力のこと。
 
⑷「情熱大陸」2017年6月4日(日)放送分より。
 
以上です。

 

第138回 「六然(りくぜん)」 得意澹然、失意泰然

第138回

「六然(りくぜん)」

得意澹然、失意泰然

 

1.六然(りくぜん)

 

 

⑴古代中国の崔銑(さいせん)という人物が、提唱した有名な格言

 

⑵王 陽明と同時代の、硬骨(こうこつ)の諌官(かんかん)として知られた人物

 

①硬骨(こうこつ)

意志が強く、容易には、信念を曲げないこと。

 

②諌官(かんかん)

天子の過失を諌(いさ)める役

 

2.「六然」の6項目

 

 

⑴自処超「然」 自ら処すること超然(ちょうぜん)

 

①自分自身に関しては、少しも、物に囚(とら)われない様にすること。

 

⑵処人藹「然」 人に処すること藹然

 

①人に接するには、人を楽しくさせ、人を心地よくさせること。

 

②藹然(あいぜん)。気持ちが和(やわ)らぎ、穏(おだ)やかなさま。

 

⑶有事斬「然」 有事には斬然(ざんぜん)

 

①事がある時は、愚図愚図(ぐずぐず)しないで、活き活きとしておく、ということ。

 

⑷無事澄「然」 無事には澄然(ちょうぜん)

 

①事なき時は、水の様に、澄んだ気持ちでいること。

 

⑸得意澹「然」 得意には澹然

 

①得意(とくい)。自分の望みどおりになって、満足していること。

 

②澹は、淡(たん)と同じ。 その時は、澹然(たんぜん。あっさりしていること。)としていること。

 

⑹失意泰「然」 失意には泰然

 

①失意(しつい)。望むことが、かなわなくて、がっかりすること。

 

②その時は、泰然自若としていること。

 

3.高校時代の漢文の授業

 

 

⑴泰然自若(たいぜん・じじゃく)、四字熟語

 

①泰然 ゆったりと、落ち着いていて、動揺しないさま。

 

②自若 大事(だいじ)に際しても、落ち着き払って、動じないさま。

 

⑵かつて、「泰然」と「自若」は、同義語であり、『泰然自若』として用いられることが多い、と教わりました。

 

以上です。