第137回 「面接はプレゼンテーション」 運も、偶然もない❢

第137回
「面接はプレゼンテーション」
運も、偶然もない❢
 
1.中谷 彰宏氏(なかたに・あきひろ)
 
 
⑴1959年生まれ。日本の作家、俳優。
※「面接の達人(1999年)」ほかの著書あり。
 
⑵「彼の著書(就職活動もの)」の目次にあった、言葉です。
 
①私は、書店にて、目次のキーワードのみ、『斜め読み』しました。
 
②従って、内容・中身は、詳細に「立ち読み」していません。
※「下記2.および下記3.」は、私の個人的な意見・考えです。
 
 
2.面接は、プレゼンテーションである。
 
 
⑴プレゼンテーションの極意(ごくい。最も、大事なことがら)は、『一件一葉』であります。
 
⑵一件一葉(いっけん・いちよう)
 
①「紙芝居」の様に、一枚の紙(一葉)で、一件(一つのテーマ)のキーポイントを、キーワードだけで、説明することです。
 
※今は、「パワー・ポイント」がありますので、『ワンシートでワンテーマ』と受け止めてください。
 
②枝葉末節(しよう・まっせつ)のことは省略して、「根幹(こんかん)の事」のみを、簡潔に、明瞭に、説明しましょう。
 
※一つのテーマを、「きっちり1分間」で、説明していきましょう。
 
※そうすれば、あなたの「持ち時間の5分間」で、5個のテーマをアピール出来ます。
 
 
3.面接に、運はない。面接に、偶然もない。
 
 
⑴面接に、運はない。
 
①面接に、運よく、合格することはありません。
 
②語る
※志望企業に入社することが出来たら、「どういう事で(点で)」、会社に『貢献』出来るのか、具体的に、熱く語りましょう。
 
⑵面接に、偶然もない。
 
①面接に、偶然に、合格することもあり得ません。
 
②語る
※『いまの自分』が、どの様にして、形成されたかについて、様々な分野ごとに、インパクトを受けた事例について、熱くアピールしましょう。
 
※学業(好きな学科)、取得した資格、クラブ活動、ボランティア活動、アルバイト経験、読書(好きな作家)など
 
以上です。
 

第136回 「海老の如く脱皮」 永遠の若さ、永遠の生命

第136回

「海老の如く脱皮」

永遠の若さ、永遠の生命

 

1.海老(えび)の料理

 

 

①昔から、結婚式などの「めでたい席の料理」には、『めでたい象徴』として、海老が出ます。

 

②海老は、体が曲がっているから、「男女が腰の曲がるまで、即ち、老年に至るまで、長生きをして、ともに、添い遂げる」という意味で、食されています。

 

③夫婦がともに仲良く、老いていく姿は、「お前(妻)100(才)まで、わしゃ(夫)99(才)まで」と、昔から、言われていました。

 

2.海老の如(ごと)く脱皮せよ

 

 

⑴海老は、あんなに、「硬(かた)い殻(から)」をかぶっている様に思うが、実は、生きている限りは、際限なく殻を脱ぐそうです。

 

⑵あの殻が硬くなると、いつでも、すっぽりと脱いで、また、軟(やわ)らかくなります。

 

⑶即ち、生きている限りは、いつまでも、殻を脱いで固(かた)まらない。常に、「弾力性」を持っていることから、いつまでも、老いない。

 

⑷固まらないで、常に、「若さ」を持ち続けるという意味で、即ち、『永遠の若さ』『永遠の生命』を、シンボルするのだそうです。

 

⑸凡人(ぼんじん、普通の人・平凡な人)である、66才の私としては、「老朽(ろうちく)、老いて朽(く)ちていくこと」は、回避しがたいとしても、海老を見習い、『脱皮』を繰り返して、日々、精進(しょうじん)したいものです。

 
①若い皆さん方も、「若朽(じゃくちく)、若いのに朽ちていくこと」にならない様に、また、『安価(あんか)な自己満足』に陥らない様に、日々、自己研鑚(けんさん)に励んでください。お願いします。

 

3.資料出所

 

 

⑴故・安岡 正篤 氏(やすおか・まさひろ)

 

①明治31年(1898年)生まれ

 

②教育者、思想家、陽明学

 

⑵「安岡 正篤 運命を創る 人間学講話」プレジデント社より。

 

以上です。

第135回 「三種の神器」 第一印象がすべて

第135回
第一印象がすべて
 
1.採用面接の会場
 
 
⑴第一印象で、(合否が)決まる❢
 
①「見た目」で、55パーセントが決まる。
※面接官の記憶に残る割合
 
②『記憶の法則』
アルバート・メラービアン(米国、心理学者)
 
⑵採用面接の会場での、「三種の神器(さんしゅ・じんぎ)」
 
①短髪(男性の場合)
勝負を決める、すっきりヘア(髪の毛)
 
②声の大きさ・明るさで、ハキハキと答える
声色(こわいろ。声の調子、声の様子ようす)でつかむ、相手(面接官)のハート
 
③笑顔を絶やさず❢
笑顔が運ぶ、ビジネス・チャンス
 
2.「自分がやりたいこと」と「なりたい自分」
 
 
⑴事例1
 
①商社マンになり、「七つの海」を股にかけて、働きたい。
 
②その為に、学生時代に、英語(独語や仏語)を話せる自分になりたい。
 
⑵事例2
 
①「経理部(財務部)の仕事」に、取り組みたい。
 
②その為に、学生時代に、「簿記1級の資格」、さらには、「公認会計士(税理士)」の勉強にも、チャレンジして、実務をこなせる自分になりたい。
 
3.イチロー選手の場合
 
 
⑴野球が好きだから、「生涯現役の気持ち」で、『好きな野球』を、やり続けたい❢
 
⑵厳しい大リーグの中で(実力の世界の中で)、活躍し続ける、自分になりたい。
 
以上です。

 

第134回 「不真面目、非真面目、生真面目」

第134

「不真面目、非真面目、生真面目」

 
1.不真面目(ふ・まじめ)
 
 
⑴真面目でないこと。
 
①物事に対する真摯さ(しんし、真面目でひたむきなこと)が、感じられないさま。
 
②職務・仕事などに、真剣に、取り組まないさま。
 
⑵「英語」では 
 
①frivolous 軽薄な、浅薄な、つまらない
 
②irresponsible 不真面目な【responsible 責任がある、信頼できる
 
2.非真面目(ひ・まじめ)
 
 
⑴「不常識で、非真面目」
 
①故・本田 宗一郎氏が、創業したホンダが、モットーにしている言葉です。
 
②Love your offbeat. 不常識なことに、非真面目に取り組め。
 
※offbeat 風変(ふうが)わりな、普通でない、意表(いひょう)をついて面白(おもしろ)い。
 
⑵不常識
①常識を外(はず)れた、新しい見方、考えのことです。
 
⑶非真面目
①楽しく、徹底的に、取り組むさま。
 
②「英語」では 
 
※non-serious 非真面目
 
3.生真面目(き・まじめ)
 
 
⑴陽気さが、完全に不足するさま。非常に真面目なこと。
 
⑵意見の内容が堅(かた)く、ユーモアの無い考え方が特徴です。
 
⑶真面目過ぎて、融通がきかないこと。頑固(がんこ)。
 
⑷「英語」では 
 
①serious 生真面目な、考え込んだ、厳粛(げんしゅく)な
 
②unplayful 陽気さが、完全に不足するさま【playful 陽気な、冗談の
 
③a no-nonsense boss 生真面目な上司
 
以上です。

第133回 「消極的な姿勢」 チャレンジ精神

第133回
「消極的な姿勢」
チャレンジ精神
 
1.パートの面接(結果は不合格)
 
 
⑴福岡市博多区のホームセンター
 
①私が、「商品管理」の職種に、応募した時の話です。
 
⑵面接官(2名、男性)の質問
 
①「『レジ係』の職種は、いかがですか。」と、想定外の質問をされました。
 
②私の返答
 
「金銭の授受(じゅじゅ。受け渡し)で、お客様に面倒をおかけしそうなので、出来れば遠慮したい。」と、正直に応えました。
 
2.消極的な、引っ込み思案(じあん)な姿勢
 
 
⑴模範解答
 
①指導していただければ、「他の職種」にも、積極的に、チャレンジしていきたい、と思います。
 
②私が、この様に返答していれば、「合格の可能性」が、高まっていたかもしれません。
 
⑵66才になって、『新しいこと(職種)』に挑戦する意欲・熱意が、低下したことは否定出来ません。
 
①加齢(かれい)、体力の低下のせいで、心身ともに、「柔軟性」「弾力性」が乏しくなってきたのは、事実です。
 
②さらに、「老朽(ろうちく)」にならない為に、エビを「お手本」にして、『脱皮(だっぴ)』を繰り返して、心身が固(かた)まらない様に、頑張っていきます。
 
3.入社試験(就職試験)
 
 
山口大学4年生の秋(1975年)、「入社試験(役員面接)」を受けた時の私
 
①お陰様で、関西熱化学(当時は尼崎コークス工業)に、入社出来ました。
 
②三菱化成工業(現在は三菱化学)の子会社
 
⑵最終の「役員面接」の場でのアピール(結果は合格)
 
①私は、会社の命令であれば、北極でも、アフリカ大陸でも、どこでも、『喜んで』赴任します。
 
②この「若さ」あふれる「気迫」「情熱」こそが、『合格(入社)』に導いてくれた、「決め手」だと思っています。
 
以上です。

第132回 「コーヒーブレイク」 お盆の供養(くよう)

第132回

「コーヒーブレイク」

お盆の供養(くよう)

 
1.精霊馬(しょうりょう・うま)または(しょうりょう・ま)
 
 
⑴お盆のお供え物です。
※あの世とこの世を行き来する、「乗り物」の役目です。
 
⑵きゅうり
①きゅうりに、4本の足(割りばし)をつけて、「馬」に見立てます。
 
②あの世(天国)から、一刻も早く、この世(自宅)に帰って来てほしい、との思い・願いをこめて、お供えします。
 
⑶なす(なすび)
①なすに、4本の足(割りばし)をつけて、「牛」に見立てます。
 
②この世(自宅)から、ゆっくり、あの世(天国)に戻ってほしい、との思い・願いをこめて、お供えします。
 
⑷参考
精霊流し(しょうろう・ながし)、長崎県熊本県の一部・佐賀市
②死者の魂を弔(とむら)って、送る行事のことです。
 
2.僧侶(そうりょ)の言葉、その1
 
 
⑴(この世に)残された者が、笑顔で、ニコニコしていることが、(あの世に)先に逝(い)った人への、「最高の供養」です。
 
⑵2017年7月2日(日)、フェース・ブック(FB)にアップされていた、「素敵な言葉」です。そこで、皆さんにも、ご紹介しました。
 
⑶参考 
①夭逝(ようせい)
②夭折(ようせつ)
 
※いずれも、意味は、「年令が若くして、死ぬこと」「早死に」です。
※事例 『夭逝・夭折した、画家を悼(いた)む。』
 
3.僧侶の言葉、その2
 
 
⑴ことあるごとに(故人の誕生日・命日、お盆など)、故人を思い出して、偲(しの)んであげることが、「供養」になります。
 
⑵本日は、「お盆の入り(お迎えの日)」の、13日です。
 
⑶私も、昨日、自宅近くの納骨堂に、お参りしました。。そして、天国にいる両親に、感謝の気持ちで、手を合わせてきました。
 
合掌(がっしょう)

第131回 「一隅を照らす」 最澄の言葉

第131回

「一隅を照らす」

最澄の言葉

 

1.一隅(いちぐう)を照らす

 

 

天台宗(てんだいしゅう)の開祖(かいそ)である、伝教大師(でんぎょう・だいし)、最澄(さいちょう)の言葉です。

 

①767年~822年

 

⑵「山家学生式(さんげ・がくしょうしき)」の一節

 

①一隅を照らす 此(こ)れ則(すなわ)ち国宝なり

 

②それぞれの立場・持ち場で、精一杯、努力・精進(しょうじん)している人達は、何ものにも代えがたい、大切な「国の宝」であるという意味です。

 

⑶66才の現在、白髪頭(しらがあたま)、白眉(はくび、白いまゆ毛)になった私の場合は、このブログを通して、次代を担(にな)う若者達の成長・躍進を、微力ながらサポートしていきたい、と思っています。

 

2.一燈照隅 万燈照国(いっとうしょうぐう・ばんとうしょうこう)

※国(こう)、国府(こくふ、こう)

 
 

⑴「一つの灯(あか)り」は、隅(すみ)しか照らせないが、集まった「万の灯り」は、国家全体を照らすことが出来ます。

 

⑵一人ひとりが、自分の役割・使命を、今いる場所や立場で、一生懸命に果たすことが、結果的に、組織全体にとって、最も貴重であるという意味です。

 

⑶私は、若者達のハートに、「ヤル気の火」をともす、『心の点灯係』として、引き続き、このブログで頑張っていきます。

 

①en-light-en(啓発・啓蒙する。教える、知らせる。)

 

②彼らの知識・経験の「暗い部分・不得意分野」に、光(light)を当てていきます。

 

以上です。