第 31 回 「 四字熟語、その5 」 五 □ 霧 □
第 31 回
「 四字熟語、その5 」
五 □ 霧 □
「 四字熟語、その5 」
五 □ 霧 □
1. A さんの受 け止め ( 反応 )
◆ 『 五 □ 霧 □ 』 の四字 熟 語を見て、
◎ 「 五 里 霧 中 ( ご りむ・ちゅう ) 」 と、正しく 読 めて、
▲ その意味である、『 どうすべ き か の方針 や見込 み が、全 く 立たな いことのたとえ。 』
『 また、手探 ( てさぐ ) りで、何かをする ことのた とえ。 』 が、分かる人。
※五里霧 ( ご り む )……五里四方 に、立ち込 める深 い霧 という意味。
『 「 五里霧 」 の中 』 にいる、という意味です。
※川中島 ( かわなかじま ) の戦 い……戦国 武将の上杉 謙信 と 武田 信玄 の 戦い
「 この時、五里 霧 ( ご り む ) の中、馬 にまたがった上杉 軍 の 武将が 進 軍 する様子を詠 ( よ ) んだ、有名な詩 吟 ( しぎん ) があります。」
「 鞭 聲 粛 々 夜 過 河 」
『 読み……べんせい・しゅく しゅく・よる・かわをわたる。 』
「 鞭 聲 粛 々 夜 過 河 」
『 読み……べんせい・しゅく しゅく・よる・かわをわたる。 』
馬の鞭 ( むち ) の音さえもたてない様 に、上杉 謙信 軍 は、静か に、夜の闇 に乗 ( じょう ) じて、川を渡った。
2. B さんの 受 け止め ( 反応 )
◆ 『 五 □ 霧 □ 』 の四字 熟 語の 「 音読 ( おんよ ) み」 を 聞 いて、
◎ 『 五 里 夢 中 ( ごり ・ むちゅう ) 』 と、思 い込み、
▲ 『 五里の距 離 を、夢 中で走る こと。 』 と、勘違 いする人。
※一里 ( いちり )……約 3.9 キロメートル。
3. C さんの受 け止め ( 反応 )
◆ 『 五 □ 霧 □ 』 の四字 熟 語の 「 音読 ( おんよ ) み」 を 聞 いて、
◎ 『 五 輪 夢 中 ( ご りん・むちゅう ) 』 と、思 い込み、
▲ 「 五輪 ( オリン ピッ ク ) の応援 に、夢 中 になること。 」 と、勘違 いする人。
※五輪……ご りん。 「 オリン ピックの大会 旗 に描 かれた、五大州 を表す五つ の 輪。 」 「また、オリンピック。 」