第268回 「企業は人なり」 武田_信玄
第268回
「企業は人なり」
武田_信玄
今回より、硬軟(こうなん)織り交ぜて、後半に、「お遊び」の部分を入れる、『二段構成』にしました。
1. 会社とは、建物ではなく、人である。
⑴『執事 西園寺の名推理』
◆上川(かみかわ)隆也さん主演の、「金曜8時のドラマ」
◆2018年6月8日(金)放送分より。
💎劇中での、上川さんの台詞(せりふ)です。
①「会社とは、建物ではなく人だ。」と、これは、旦那様(だんな_さま)、亡くなられた光弥(みつや)様の、信条でございました。
②しかし、もう一つ、常々(つねづね)、仰(おっしゃ)って、おいでだったのは、「会社は、一本の木である。」というお言葉でした。
会社が木ならば、人は、木を支える根です。根が失われれば、いつか、木は倒れてしまいます。
経営者がすることは、その木が、大きく、健やかに育つ様に、愛情を込めて水をやり、世話をすること。
いつか、花が咲きます。その結果という名の花が、どんな花なのか。それは、どれだけ、慈(いつく)しんだか次第です。
⑵武田_信玄の名言
①短歌(5_7_5_7_7)のリズム
②『人は城 人は石垣 人は堀 情けは味方 仇(あだ)は敵なり』
2. おすまし
⑴「醤油(しょうゆ)」と「塩」で味付けした、透明な『吸い物』のこと。
⑵『声かけ』で、心がけていること。
お……あなたの「お陰(かげ)」❢
す……その考え、「素晴らしい」❢
ま……いつも、「真心サービス」ありがとう❢
し……いつも、「心配」、ありがとう❢
以上です。
第267回 「叱られるのも、仕事のうち」 プラス思考、Positive thinking
第267回
「叱られるのも、仕事のうち」
プラス思考、Positive thinking
1. 「叱られるのも、仕事のうち」
⑴ビジネス社会では、上司、先輩社員から、不本意ながら、
◆叱(しか)られること、
◆怒(おこ)られることも、
あるでしょう。
⑵その見返り、代償、慰めとして、あなたへの『給与』「賃金」が、支払われている、と前向きに、『受け止め』ましょう。
◆怒られ賃(ちん)
◆文句_言われ代(だい)
として、「給与、賃金」を理解しましょう。
2. プラス思考、Positive thinking
⑴学校時代は、色々な事を教わったり、体験するのに、「授業料」を払っていました。
⑵しかし、会社(企業)は、
◆日常業務で、色々な事を指導してもらえて、
◆かつ、教育研修まで受講させてもらって、
「給与、賃金」までもらえる、『ワンダー_ランド』であると、プラス思考で、受け止めましょう。
3. Doing business
⑴人が、仕事を創り出し、その仕事を通して、人は成長していきます。
⑵自分の担当業務を、
◆「Doing work (単なる作業)」に終わらせるのではなくて、
◆『Doing business (利益を生み出す、事業活動)』までに、
「格上げ」していきましょう。
以上です。
第266回 「聞き上手_じょうず」 クロージングの要点
第266回
「聞き上手_じょうず」
クロージングの要点
1. 『 聞き上手 』……口は一つで、耳は二つ
⑴疑問を持つ……「何故(なぜ)」を頭に置いて
①他人の話の中に、問題解決の『ヒント』があります。
②自分の話す時間の「2倍の時間」、他人の話に、耳を傾けましょう。
⑵短気_損気(そんき)_のんき
①短気は、損気(そんき)
◆意味
『短気を起こすと、結局は、自分の損になる。』
※短気を、戒(いまし)めた言葉です。
※短気は、功(こう)を成(な)さず。
◆『聞き役』に徹(てっ)して、「相手の話」を、じっくり、聴きましょう。
②相手と対(たい)する時には、「のんき」に、自然体で構(かま)えて、
◆観察力
◆観察眼
を活(い)かして、相手の『声色(こわ_いろ)』『顔色(かお_いろ)』にも、「目配り(めくば_り)」しましょう。
第265回 「アインシュタインの言葉」 元気_ヤル気_勇気
第265回
「アインシュタインの言葉」
元気_ヤル気_勇気
1. 「アインシュタインの言葉」
⑴ Learn from yesterday,live for today,hope for tomorrow.
The important thing is not to stop questioning.
①昨日から学び、今日に生き、明日に望(のぞ)みをかけなさい。
大事な事は、疑問を持つのを、止(や)めないことです。
【後半の文章は、否定形です。止(や)めること、ではない。】
②語句の解説
◆to~、不定詞(名詞的用法)
「~すること」……疑問をもつのを、止(や)めること
◆stop ~ing
「~するのを止(や)める」『~することを止(や)める』
◆question、動詞
「質問する・尋(たず)ねる」『疑問とする・疑う』
⑵資料出所
①NHKラジオ「遠山_顕(けん)の英会話_楽習(がく_しゅう)」
②2018年5月16日(水) 10時30分~ 放送分より。
2. 元気_ヤル気_勇気
⑴現状維持は、「停滞」『衰退』に、繋(つな)がります。
「昨日(きのう)と違う 今日(きょう)を生きる」心構(こころ_がま)えが、大切です。
①( 知識+技能 )×ヤル気= 成果
②言い換えると、
【 ヤル腕 ( 右腕の_知識の力こぶ )×ヤル腕 ( 左腕の_スキルの力こぶ ) 】×ヤル気= 成果
となります。
※ヤル腕(ヤル_うで)
※力こぶ(ちから_コブ)
⑵「創造(クリエイティブ)の泉」が、枯渇(こかつ)して、枯(か)れています。
力こぶが、パワー不足にならない様に、鼓舞(こぶ)し続け、powerを満タンに、しましょう❢
①creative
◆「新しく独創的なアイディアや、物事を思いつく能力がある。」
◆『創造力がある。』
②日立 Inspire the Next
◆「日立のグループ_ビジョン」の実現を宣言した、スローガンです。
◆inspire(インスパイヤー)の意味
「中に吹き込む」「膨(ふく)らませる」「鼓舞(こぶ)する」
『精神、意識を高揚(こうよう)させる』『元気づける』
◆このスローガンの思い・想い
『更に、伸びて行くという姿勢』をアピール
『新しい時代に進んで行くという、意思の強さ』を象徴
③プラス_ワン
◆「もう一工夫(ひと_くふう)」「もう一味(ひと_あじ)」を、付け加えましょう。
◆「創造の泉」を枯渇させ無い為には、『勇気』を出して、
※『もう一歩』
※『もう一段』
前進して、power up していく(踏み出して行く)、必要があります。
以上です。
第264回 「心は、いつも1年生❢」 好奇心がある限り、青春である。
第264回
「心は、いつも1年生❢」
好奇心がある限り、青春である。
1. 好奇心がある限り、青春である。
⑴このフレーズは、先日、亡くなった西城_秀樹さんの言葉です。
①知的好奇心
◆Intellectual Curiosity
◆インテレクチュアル キュリオシティ
②いつまでも、ワクワク、ドキドキを忘れない❢
⑵「心は、いつも1年生❢」
①この言葉は、女優・吉永_小百合(さゆり)さんの、ものです。
②いつまでも、新鮮で、フレッシュな、気持ち・ハートを持ち続けることが、『心の青春』につながるのでしょう。
◆ランドセルを初めて背負(せお)った、小学校1年生の時の、新鮮な感情
◆英語を初めて学習し、万年筆で英単語をノートに書いた、中学校1年生の時の、ワクワク感
2. 『一生勉強 一生青春』
⑴相田みつを_さんの言葉です。
①「一生勉強」と「一生青春」とは、『一枚の紙』の、裏表(うら_おもて)の様なものです。
②「一生勉強」と「一生青春」とは、二つで一つ。どちらが欠けても、成り立ちません。
◆絶えず、勉強しないと、『心の若さ』は、保てません。
⑵一生感動
①年をとって困ることは、体が固(かた)くなるばかりでなくて、
◆頭が固くなること
◆心が固くなること
です。
②心が固くなると、「感動」「感激」が、なくなります。
◆「一生青春」を保つ為には、
※『心の柔らかさ』を保つこと
※その為には、具体的に、何かに、打ち込んでいくこと
だと思います。
3. 燃える心
⑴飽(あ)くなき探究心・向上心
①読売巨人軍の坂本_勇人(はやと)選手の事例
◆打率アップの為に実践している、相手チームの投手に対しての追求心
◆毎回、打席での「足の上げ方(タイミング)」を調整している。
とのスポーツ・ニュースでの、本人の弁(べん)でした。
②大リーグ・エンゼルスの、大谷_翔平選手の事例
◆試合後の記者会見の席上にて。
◆現在、「自分の持っているもの」に加えて、『それ以上のものを出したい❢』という覚悟で、更なる「高(たか)み」を目指(めざ)していきます。
⑵現在、67歳の私の場合
①NHKラジオ英会話(2講座)の、「継続学習」を実践中です❢
◆目標は、簡単な『日常会話』が出来ることです。
◆具体的には、「繁華街で、外国人に、道案内が出来る。」ことです。
②テレビ、ネットの記事で目にする、「知らない漢字」「聞きなれないフレーズ」について、ノートに書き留め、『漢字能力』『文章表現力』の向上に、挑戦中です。
◆67歳になった今でも、「知らない漢字」「読めない漢字」が、数多くあります。
◆引き続き、豊富な語彙(ごい)を駆使(くし)した、『文章力の向上』に取り組むことが、目標です。
以上です。
第263回 「乖離(かいり)」 ボンクラ監督の指示・命令
第263回
「乖離(かいり)」
ボンクラ監督の指示・命令
1. 乖離 (かいり)
⑴言葉の意味
◆背(そむ)き離れること
◆離れ離れになること
◆結びつきが離れること
◆もともと、近い関係であるべきものが、離れてしまうこと
⑵いま、世間を騒がせている「日大アメフト部」の、反則タックル騒動
◆日大アメフト部のコメント
「監督の指示と、選手の受け取り方との間に、乖離(かいり)があった。」
2. ボンクラ監督の指示・命令
⑴正確な指示・命令を下(くだ)せる❢
①日本語で、『全員が、正確に、理解できる』指示・命令を、下(くだ)せるのが、「真の監督」です。
②だから、その指示・命令を受けた全員が、
◆同一の行動
◆統一された行動
をすることが、出来るのです。
⑵乖離(かいり)を生む、ボンクラ監督の『不明確な指示・命令』
①受け止め方に、「齟齬(そご)を来(きた)す」指示・命令しか、下(くだ)せない。
②ゆえに、チーム内に、異常な行動、正しくない行動をする者が、現(あらわ)れます。
※齟齬(そご)
◆物事が、うまく、かみ合わないこと
◆食い違って、うまく、進まないこと
◆行(ゆ)き違い
②日大アメフト部の監督
◆部員(部下)の「人心掌握(じんしん_しょうあく)」が出来ない、無能力な監督(上司)と言えます。
◆かつ、「雲隠れ」を決め込むとは、『リスク管理の出来ない』アンポンタン監督、でもあります。
3. 簡明扼要 (かんめい_やくよう)
⑴読み方
簡明(かんめい)にして、要(よう)を扼(おさ)う。
※解釈、意味
◆分かりやすく、物事の大切な部分を、しっかりと、押さえていること
◆要点を押さえること
⑵簡(かん)にして、要(よう)を得(え)る。
①意味
簡単であるが、よく、要点をつかんでいる。
②Simple is best. (シンプル・イズ・ベスト❢)
※優秀な管理者の心得(こころ_え)です。
※指示・命令に関して、
◆要点のみを、
◆的確(てきかく)に、
伝達できる者が、「優(すぐ)れた管理者」であります。
以上です。
第262回 「人間の心根は、非常時に分かる。」 It takes two to tango.
第262回
「人間の心根は、非常時に分かる。」
It takes two to tango.
1. It takes two to tango.
タンゴを踊るには、2人必要。
⑴直訳
「タンゴは、一人では踊れない。」
①『喧嘩両成敗(けんか_りょうせいばい)』という、意味合いでも使われている。
②劇中の主人公、上川_隆也さんの台詞(せりふ)です。
「人と人とは、支え合って踊るのです。」
『足がもつれて転(ころ)んでも、相手のせいにしては、いけないのです。』
◆二人ともに、責任がある。(両者に、責任がある。)
⑵補足説明
①資料出所
◆金曜8時のドラマ 「執事 西園寺の名推理」 テレビ東京系列
◆上川_隆也さん VS 八千草_薫さん
◆2018年5月11日(金) 20時~、放送分より。
②英語の解釈
◆It (形式的主語)
◆two (2人が) take (かかる、必要である)
◆to (不定詞) タンゴを踊る為には
2.人間の心根(こころ_ね)は、非常時に分かる。
⑴上記は、劇中の主人公、江口_洋介さんの台詞(せりふ)です。
①倒産目前の鉄鋼会社の、総務部長を引き抜こうとしている。
②その部長は、自分の転職よりも、「部下の再就職先」を探すことに、密(ひそ)かに、尽力(じんりょく)・腐心(ふしん)していた。
⑵資料出所
①ドラマ「ヘッドハンター」
②2018年5月14日(月) 22時~ 放送分より。
③テレビ東京系列 ドラマBiz(ビジネス_ドラマ)
3.盤根錯節に遇(あ)いて、利器を知る。
上記の総務部長は、会社倒産という、まさに、修羅場(しゅら_ば)において、利器(りき)の「切れ味の鋭さ」を示して、『真の価値』を発揮しました。
⑴盤根_錯節(ばんこん_さくせつ)
①盤根_錯節……樹木の根や枝幹(し_かん)がねじれて、ゴツゴツしている様子(ようす)
◆盤根……曲がりくねった根
◆錯節……入り組んだ節(ふし)
②利器(りき)……よく切れる刃物のこと
⑵上記の「故事成語」の解釈、意味
処置の困難な問題に、ぶつかった時にこそ、その人物の、「本当の」「真の」価値・値打ちが、分かること。
以上です。