第86回 「美しい立ち居(い)振る舞い」 言施(ごんせ)
第86回 「美しい立ち居(い)振る舞い」
言施(ごんせ)
お仕事、家事仕事、子育て
本日も、お疲れ様です。
1. 11月3日は「ビデオの日」……新作も1本100円
TSUTAYA天神・福ビル店での出来事
私が、棚に陳列してある新作商品を物色(ぶっしょく)している時、若い20代の女性が、棚と私の間を、平然と通り過ぎました。
明らかに商品を見ている、と分かる私の前を、無造作に、無言で、通り過ぎるのではなくて、軽く会釈して横切ると、綺麗な「立ち居(い)振る舞い」になるでしょう。
更に、理想を言えば、「(前を)失礼します。」の一言(ひとこと)を付け加えたうえで、軽く会釈して、横切れば最高・満点のマナーでしょう。
2.更に、同日、TSUTAYA今泉(いまいずみ)の本店からの帰り道
自転車での離合(りごう、すれ違い)の場面
一方通行の狭い道路で、反対方向から、軽自動車が進入して来て停車しました。すると、その横を、若い20代の女性が乗った自転車が、サーッと通り過ぎて行きました。
明らかに、私が乗った自転車が、待機して、道を譲っているのが分かる状況でした。
しかし、彼女は、軽く会釈することも無く、また、「ありがとうございます。」の一言も無く、サーッと通り過ぎて行きました。
この場面でも、無造作に、無言で、立ち去るのではなくて、軽く会釈して、「お先です。」と一言(ひとこと)添えれば、素敵な「立ち居(い)振る舞い」になるでしょう。
3.私からのワンポイント・アドバイス
軽く会釈しても、一言お礼を述(の)べても、100円損する訳ではない。
上記の様な立ち居(い)振る舞いが、自然に出来るのが、「大人の仕事」でしょう。
「言施(ごんせ)」という言葉があります。これは、「言葉によって、相手に施し(ほどこし)を与える」という意味です。
介護施設に入所している80代、90代の方々にも、施設で働く若い職員に対して、出来る仕事があります。それが、この「言施(ごんせ)」、言葉の施しであります。
排泄の処理をしていただいた時に、「お陰様で、気持ちが良くなった。」と、老人から職員に声かけします。
食事のお世話になった時にも、「美味しく食事が出来ました。ありがとう。」と、老人から、職員にお礼の言葉を伝えます。
私達も、これらの老人を見習い、前向きに、言施(ごんせ)を実践していきましょう。
以上です。
第85回 「過労自殺、いじめ自殺」 もったいない命
第85回 「過労自殺、いじめ自殺」
もったいない命
お仕事、家事仕事、子育て
本日も、お疲れ様です。
1.青森県・黒石市の中学校2年生(当時13才の少女)の「いじめ」を苦にした自殺
電通社員、当時24才・女性の「長時間労働」を苦にした過労死自殺
理由の奈何(如何、いかん)に関わらず、親より先に、子供が亡くなることほど、悲しいことはありません。私自身が、一男一女の父親であることから。
2.次代を担(にな)う「若者」を、大人は、大切に育成する。
子供、若者は、「日本の宝」なのだから。
本人の立場で考えると、学校、学級(クラス)という「狭い、小さな社会」なので、人間関係がこじれると、学校内で、「居場所」が無くなる可能性が大であります。
故(ゆえ)に、周囲の大人たちが、本人の変化・異常に、いち早く気づいてあげることが、最も大切なポイントでしょう。何故ならば、本人には、苦悩を打ち明ける勇気・パワーが、無くなっているのですから。
年令的にも、「他人を思いやる心」を醸成(じょうせい)していくのは、なかなか、難しい年ごろです。彼ら・彼女らに、「大人の対応」は、期待できないでしょう。
従って、周囲の大人たちが、例えば、クラス替えをしてあげるとか、更には、隣の地区の学校への転校手続きをとる等、本人の苦痛を取り除く「環境設定」をしてあげることが、ポイントと言えるでしょう。
3.上司は、二人三脚で、若者にノウハウ、心構えを伝授・継承していく。
上司の仕事(役割)は、「人を育てる情熱」なのだから。
本人の立場で考えると、もう一歩、「甘え上手」になって、周囲の人達の助力・ヘルプを求める(周囲を巻き込む)ことが、キーポイントであります。
自分一人で仕事を抱え込まずに、不真面目(ふまじめ)ではなくて、非真面目に、柔軟性を持って(メリハリを付けて)、仕事に向き合うことが大切と思います。
責任感の過剰発揮を抑えて、「完全主義・完璧主義」を打破していきましょう。そうすれば、少しは、「心の荷(に)」が軽くなり、気持ちが楽になるはずです。
例えば、毎週水曜日は、自分自身で、ノー残業デーと決めて、定時退社を実践して、映画鑑賞をするなり、スポーツ・ジムで汗を流すなり、仕事以外のイベントで、ストレス
を発散させて、気分転換を図ることがポイントでしょう。伸びきった輪ゴムは、弾力性・柔軟性を失って、自由自在に、伸び縮みが出来なくなりますので。
上司は、人生の先輩として、上記の様な「具体的なアドバイス」をしてあげることが、部下の「心の余裕・ゆとり」を生み出していきます。
4.私からのワンポイント・アドバイス
もうこれ以上、若者の「不幸な死」を引き起こさない為に
学校の先生にも、職場の上司にも、共通で言えることは、学生、部下に対する「観察眼・観察力」のスキル不足でしょう。
人の短所には、すぐに気づきますが、長所を見出し伸ばすことは、なかなか難しい作業であり、時間のかかる仕事です。
人に対する興味・関心が低ければ、本人の変化・異常(服装、顔色、声色こわいろ、動作のテンポ、体調の変化)に、「気づき」のアンテナは、働きません。
先生・上司側からの「声かけ」という単純な作業は、私(先生・上司)は、あなた(学生・部下)のことを、「いつも、気にかけていますよ❢」という愛情の発露(はつろ)です。
「声かけ」することにより、相手に安心感・親近感を与えます。この信頼関係こそが、本人が、「自分自身を大切に思ってくれている人達がいる❢」と実感して、明るい人生を力強く歩いていく、一助・エネルギーになると信じています。
以上です。
第84回 「年令に基づく線引き」 一律適用の矛盾
第84回 「年令に基づく線引き」
一律適用の矛盾
お勉強、クラブ活動、アルバイト業務、就職活動
本日も、お疲れ様です。
1.他社への切り替え手続き(インターネット回線)
NTTからソフトバンクへの変更
65才以上の方が変更を申し出た場合には、会社の規定により、「ご家族の方の同意」が必要になります、とのソフトバンクの電話オペレーターの説明でした。
私は、2016年4月に満65才になったので、「この規定・規則」が、マニュアルどおりに適用される、との電話オペレーターの話でした。
2.「大事な点」は、いちばん先に、お客様に伝える。
10分程度の説明を聞いた最後になって、大事な点を伝えるのは、順番が逆です。
最初に、「上記の規定・規則」の説明を受けていたら、私は、即座に、今回の申し出をキャンセルしていました。お互いに、無駄な時間を回避出来ました。
65才になると、判断力・理解力が衰えてくるのは事実です。しかし、この能力の問題には、個人差があると思われます。従って、上記の様な「一律の適用」「画一的な取
り扱い」には、慎重な対応、丁寧な説明が必要と思います。
3.品質の高い、分かりやすい説明(簡潔にして、要領を得る)
お客様の人格、矜持(きょうじ、プライド)への配慮、思いやり
お客様を「ボケ老人扱い」していない、という印象を与える為に、十分な説明・フォローが必要だと思います。
理想を言えば、電話のやりとりを通して(会話の内容にて)、お客様に、問題点が有るのか無いのかを、オペレーターが、マニュアルに頼るのではなくて、独自に判断すべ
きでしょう。問題点が無いと判断すれば、そのまま、通常の手続きに移行する。
問題点が有る場合のみ、本人の同意を得て、更に「家族の方の同意」を得るステップ
に進めばよろしいかと思います。
4.私からのワンポイント・アドバイス
心証を害さない、ワンランク・アップの対応
契約変更に伴い、お客様への確認事項がある場合には、最初に、全部で何個の確認事項があります、と「全体・トータルの個数」を明確に、伝えましょう。
お客様に、「一体全体、あと何個の質問に、答えなければいけないのか?」という不安・イライラ感を与えなくてすみます。
更に、どうしても、「65才以上の方の規定・規則」をお客様に強(し)いる場合には、過去に、どの様なトラブル事例があり、お客様に大変ご迷惑をおかけしたことがあり
ました、と具体的な代表例を一つ、丁寧に説明すると良いでしょう。
そして、今までの電話のやりとりで、お客様は、全く心配・問題無いと思いますが、
念の為に、ご家族の方に、「確認」ではなくて、「ご挨拶」させていただければ幸いです、と申し出たら如何(いかが)でしょうか。
この様に、婉曲的(えんきょくてき)に申し出ることによって、お客様の心証(しんしょう)を害することを、少しでも和(やわ)らげられると思われます。
以上です。
第83回 「ハロウィン」 来た時よりも美しく
第83回 「ハロウィン」
来た時よりも美しく
お仕事、家事仕事、子育て
本日も、お疲れ様です。
1.ハッピー・ハロウィン
非日常の行動を、仲間とともに、大いに楽しめたことでしょう❢
自分の出したゴミ類を持ち帰ることは、当たり前のことです。
更に一歩踏み込んで、周囲に落ちているゴミ類を、「来た時よりも美しく」の精神
で、後片付け、整理整頓(せいとん)出来るのが、「大人の仕事」です。
2.キャナル・シティで、映画「インフェルノ(トム・ハンクス主演)」を鑑賞した後に、同建物内・地下にあるマクドナルドにて昼食
窓側のカウンター席にて、バリュー・セット(500円、月見バーガー)を、美味しくいただきました。
席の前にあるパソコン用のコンセント器具の周囲(白い部分)が、シミ・埃(ほこり)で、汚れていました。
例えば、週に1回、ベビー用の細い綿棒に水を付けて、「クレンリネス(清潔な状態を維持)」の精神で、綺麗に掃除・清掃するのが、「大人の仕事」です。
3.あなたが、外食で食事を終えた後の、テーブル上の、自分の食器類の片づけ
食べた人の「人格、品格」を表しています。
重ねることが出来る器は、重ね合わせて整理しましょう。また、配膳係の方が、引き取りやすい様に、テーブルの片隅(1か所)に、食器類を寄せ集めましょう。
また、テーブルの上が汚れた場合には、ティッシュ類で、軽く拭(ふ)きましょう。
4.私からのワンポイント・アドバイス
ワンランク・アップの対応を実践しましょう❢
次に使用する人が、気持ち良く使用できる様に、相手への思いやりをこめて、例えば、テーブルの下に落ちているゴミ類を快く拾うこと、椅子(いす)をきちんと奥に入れ込む
こと(収納)等、を実践しましょう。
以上です。
第82回 「気配り、心配り、その2」 大人の仕事、大人の対応
第82回 「気配り、心配り、その2」
大人の仕事、大人の対応
1.西鉄バスの車内での携帯電話(福岡市内にて)
年配のご婦人が、携帯電話で、会話されていました。
乗車前に、「マナー・モード」に設定するのが、大人の仕事です。
あなたにとっては、大切な会話でも、周囲の人達には、単なる雑音なのですから。
2.天神東宝(映画館)内での、上映中の騒音(福岡市内にて)
「七人の侍」を鑑賞中、隣の席の初老の男性が、ピーナッツ・チョコを音をたてて食
べるし、また、包装紙を破る音をたてて、のどアメを口の中に入れていました。
上映中の飲食は、音をたてない様に配慮するのが、大人の仕事です。
3.天神東宝(映画館)内の男子トイレ(小便器)、福岡市内にて
便器の両サイドの内側(裏側)に、「黄ばみ(汚れ)」が付着しています。
正面から見ているだけでは、気付きませんが、斜め横から小便器内の内側(裏側)を覗(のぞ)いてみると、この「黄ばみ(汚れ)」が気になります。
4.私からのワンポイント・アドバイス
ワンランク・アップの対応を実践しましょう。
トイレ掃除でも、自分の仕事でも、見えない部分・相手の要望への、的(まと)を射(い)た対応が出来る様に、自分の立ち位置を柔軟にして、全方位(上下左右、360度)への「目配
り」を実践しましょう。
以上です。
第81回 「気配り、心配り」
第81回
「気配り心配り」
1.男子・車いすマラソン選手
7位入賞の洞ノ上(ほきのうえ)浩太選手・42才の場合
福岡県・直方市(のうがたし)の市長に、2016年リオ・パラの報告に行かれた時の、ニュース報道の話題
その際、市長が、腰をかがめて、労(ねぎら)いの握手をしていました。
市長が、応接室の床に膝をついて、洞ノ上選手と同じ目線で握手すれば、より一層、
「温かい励まし」になった、と思いました。
2.NHKテレビ ドラマ10
「運命に、似た恋」 第2回 2016年9月30日・金曜日 放送分
主人公の二人の、タクシーの中での会話の内容
斎藤 工 「スラックスの膝が、破れていますね。」
原田 知世「お客様に失礼の無い様に、膝をついて、目線を低くしていますので。」
※原田は、クリーニング店の配達員。セレブの住居に、洗濯物を届けている。
3.私からの「ワンポイント・アドバイス」
あなたの作業を、「大人の仕事」にする為には
介護施設のヘルパーさんの中にも、これと同じ動作をされている方がいます。
入所者の人達と、同じ目線で、対話をする様に、心がけておられます。
この何気ない「気配り」「心配り」が、相手の方(第三者)とあなたとの人間関係を、円滑にして、良好に保つキー・ポイントと思います。是非、実践してみてください。
お願いします。
以上です。
第 80 回 「 リカルド・セムラー氏、その 3 」 What for ? ( 何の為に?)
第 80 回
「 リカルド・セムラー氏、その3 」
世界が注目する、ブラジルのカリスマ経営者
What for ?( 何の為に?)
※画像の容量を、従来の 1/2 程度にしました。
「 先頭 」「 最後尾 」の画像が、脱落していた場合は、ご容赦ください。
1. What for?……「 何の為に?」
◆どんな時でも、「 何故だろう? 」と、3回考えてみること。
※1回目……簡単に、答えられる。
※2回目……少し、悩む。
※3回目……自分でも、よく、分からなくなる。
◎そして、「 一体、何の為に? 」と、考える様になってほしいんだ。
▲「 何の為に、私はこれをするのか? 」、そう考えること。
■そうして、知恵に満ちた、『 明るい未来 』を手に入れてほしい。
2. 「 働き方 」を見直す。
◆日曜日の夜に、自宅で仕事をする。……これは、もはや、抵抗が無い。
◎月曜日の午後に、映画に行く。……これには、抵抗がある。
▲この「 映画に行く 」行動が、出来る様になることが、大切です。
■余命短い『 という意識 』で、「 やりたい事 」をやろう ❢
※私は、月曜日と木曜日は、「 最期 ( さいご ) の日々 」と呼んでいる。
※私は、「 死ぬ為の準備の日 」として、『 やりたい事 』をやる様にした。
※資料出所
NHK教育テレビ 「 スーパー・プレゼンテーション 」
2015年12月 2日・水曜日 22時25分~の放送分
※リカルド・セムラー氏
1959年、ブラジル生まれ
1980年、21才で、父親の会社 ( 船舶関係の重機メーカー ) を引き継ぐ。
25才の時、過労→休養……「 働き方 」を見直す。
3. High & Low ( ハイ・アンド・ロー )
◆本日の High - light ( ハイ・ライト )
( 楽しかった点・良かった点【 造語 】)
◎西の空に沈んでいく「 夕陽 」に、感謝の気持ちを込めて、両手を合わせることが出来ました。
※今年も、「 病気 」で入院することもなく、また、「 交通事故 」に遭遇することもなく、健康に過ごせたことに、感謝しました。元気に、越年 ( えつねん ) 出来そうなことにも、感謝です。
※オレンジ色の「 天体ショー 」を楽しめました。
▲本日の Low - light ( ロー・ライト、造語 )
( 悲しかった点・悪かった点【 造語 】)
■ランチの後に、銀行で出金するつもりでしたが、「 通帳 」を持参するのを忘れました。
※64才になり、いつも、何か一つ、忘れ物をする様になってきました。
以上てす。