第177回 「プレゼンテーション能力」 安倍首相(63才) VS 小池都知事(65才)

第177回

「プレゼンテーション能力」

安倍首相(63才) VS 小池都知事(65才)

 

世間の耳目(じもく)を集める会見

見える化(図式化)」の採用

 

 

1.安倍首相(63才)の場合

 

⑴世間の耳のみを、集める「解散会見」

 

⑵残念ながら、国民が、『目で見る資料』は、一切なしの、インパクトに欠ける、会見内容に終わりました。

 

 

2.小池都知事(65才)の場合

 

⑴世間の耳目(じもく)を、集める会見

 

聴覚のみではなく、視覚での理解を増す為に、『紙芝居方式』による、キーワード表示の採用

 

耳だけではなく、小ボードを活用した、目にも訴える、視覚効果を意識した、『良質な会見』になりました。

 

①この会見の直前に、上野の赤ちゃんパンダの「命名会見」も、小池都知事が担当していました。

 

②その直後に、行われたこの会見の、文字どおり、『人寄せパンダ』になりました。

 

 

3.もう、ひとあじ(一味)

 

⑴昨日、最新作「映画_エイリアン_コベェナント」を鑑賞しました。

 

を見張る「ショッキングなシーン」は、過去の作品の、マイナー・チェンジであり、度肝を抜かれる、新しい点は、ありませんでした。 残念❢

 

⑶第1作や第2作の様に、人々をアッと驚かせたアイディアは、枯渇(こかつ)してしまったのか?

 

以上です。

第176回 「台詞は人格を現す」 声の出し方(長調と短調)

第176回

「台詞は人格を現す」

声の出し方(長調短調)

 

サワコの朝

石坂 浩二(76才)

 

 

1.台詞(せりふ)は、人格を現す。

 

⑴資料出所

 

①「サワコの朝」TBS系列

②2017年9月23日(土) 7時30分~8時

 

⑵脚本家は、台本どおりに(台本に書いてあるまま)、台詞をしゃべってほしい、と思っている。

 

⑶実例

「きょうは、雨だよ。」

 

「きょうは、雨だわ。

「きょうは、雨だ。」

 

①作家のヒントというか、役作りの為のヒントとして、『語尾』がある。

 

②台本に、語尾が「よ」と書かれていたら、「よ」という人の、『人格』を演じなければいけない。

 

 

 

 

2.声の出し方には、長調短調がある。

 

⑴「私は、昨日、こういう物を食べたんです。」

長調。明るい感じで、しゃべる。普通の調子で、しゃべる。

 

⑵「私は、昨日、こういう物を食べたんです。」

短調。暗い感じ(ちょっと、冷たい感じ)で、しゃべる。

 

⑶「私は、昨日、こういう物を食べたんです。」

※極端な短調。もっと、悲しげに、しゃべる。

 

⑷年をとってくると、「使いこなし方」が、うまくなるんですよ。

 

この様な対応が、きっちり、出来るので、石坂さんが、重用(ちょうよう)される訳です❢

 

 

3.もう、ひとあじ(一味)

 

⑴金子 みすず(童謡詩人)

1903年~1930年(享年26才、自殺)

 

⑵「私と小鳥と鈴と」

 

私が両手をひろげても、

お空はちっとも飛べないが、

飛べる小鳥は私のように、

地面(じべた)を速くは走れない。

 

 

私がからだをゆすっても、

きれいな音は出ないけど、

あの鳴る鈴は私のように、

たくさんな唄(うた)は知らないよ。

 

 

鈴と、小鳥と、それから私、

みんなちがって、みんないい。

 

⑶この詩は、『鈴と小鳥と私と』、それぞれの特色の中に生きている、「素晴らしさ」を詠(うた)いあげています。

 

以上です。

 

第175回 「アンガー・マネジメント」 原因他人説、原因自分説

第175回

「アンガー・マネジメント」

原因他人説、原因自分説

 

(誤)感情は、ぶつけるもの

(正)感情は、伝えるもの

 

 

1.アンガー・マネジメント Anger Мanagement

 

⑴怒りを予防し制御する為の、「心理療法プログラム」であります。

 

怒りをうまく分散させることが、出来ると評価されています。

 

※anger (名詞) 怒り、立腹

※angry (形容詞 ) 怒った、腹を立てて

 

⑵怒りへの反応を訓練することにより、

 

◆怒りは、不要であり、

◆怒りは、不快である。

 

と、感じる様にすることが出来ます。

 

 

2.アリストテレスの言葉

 

⑴怒ることは、誰にでも出来る。

ただ、怒るのは、簡単なことである。

 

⑵しかし、

◆適切な相手に

 

◆適切な程度に

◆適切な場合に

 

◆適切な目的で

◆適切な形で

 

怒ることは、容易ではない。

 

⑶豊田 真由子 議員の場合

 

原因自分説で、「自分の非」を認めることなく、原因他人説で、秘書のAさんの「せい(原因)」にして、怒りをぶつけました。 残念❢

 

 

3.あの時、あの場面で、ひとこと

 

⑴1582年6月21日早朝、京都 / 本能寺

本能寺の変

 

⑵明智 光秀の謀反(むほん)により、寺に火を放ち、自害して果てた織田 信長

 

⑶あの場面で、私が聞いた、ひとこと

 

「光秀よ、この謀反は、原因他人説(信長のせい)なのか?」

 

『サル(秀吉)よ、ワシの天下統一は、夢幻の如くなり❢』

 

※「人間五十年 下天(げてん)の内(うち)を比(くら)ぶれば 夢幻(ゆめ_まぼろし)の如(ごと)くなり」

 

以上です。

第174回 「山尾 志桜里 議員(43才)」 人生の扉 ♫

第174回

「山尾 志桜里 議員(43才)」

人生の扉 ♫

 

竹内まりや

It's lovely to be 40.

 

 

1.山尾 志桜里 議員(43才)

 

⑴説明会を開催

 

昨日、地元に戻り、支援者に、「W不倫疑惑」を釈明

 

⑵人生の扉 ♫

 

①9月上旬、地元のイベントで、歓喜の熱唱をしていたのが、竹内まりやの楽曲である、『人生の扉』でした。

 

②くしくも、翌日、「文春砲」が炸裂して、『禁断の扉』を開けた、2人の疑惑が、報じられました。

 

 

2.竹内まりや

 

⑴「人生の扉 ♫」の歌詞の一部
 

①And they say it's lovely to be 40.

※sayの後ろに、thatが省略されています。

 

※itは、形式的主語です。

※to be 40(40代であること)が、本当の主語です。

 

竹内まりやは、山尾 志桜里の40代は、「lovely、素晴らしい・寛大である」と、歌っています。

 

⑵努力は、すべての扉を開く。

 

①これは、フランスの詩人である、ラ・フォンテーヌの言葉です。

 

②果たして、山尾議員は、再び、「国会議事堂の扉」を、開くことができるでしょうか?

 

 

3.あの時、あの場面で、ひとこと(新コーナー)

 

⑴幕末の京都、河原町にあった近江屋(おうみや)

坂本 龍馬が、暗殺された場所です。

 

⑵頭部を直撃された龍馬。そして、背中を切られた中岡 慎太郎の2人。

 

⑶あの場面で、私が聞いた、ひとこと

 

龍馬の最期(さいご)の言葉

「西郷どん、明日の日本の扉を、頼んだ ばい❢」

 

以上です。

 

第173回 「気持ちの湖」 感情の暴走は、言動の暴走につながる。

第173回

「気持ちの湖」

感情の暴走は、言動の暴走につながる。

 

テレビ寺小屋

「命の授業」

 

 

1.「命の授業」のテーマ

『気持ちの湖』

 

⑴自分の大ケガから、気づいたこと

 

①気持ちが元気で、安定していてこそ、「自分の持っている力」を、十分に発揮できる。

 

※即ち、「いい行動」が、出来て、

※「いい結果」に、結び付く。

 

②自分の気持ちの状態に、意識を向ける。

(どんな状態ですか?)

 

「安定している」「爽やか」それとも、

「イライラしている」「不安定」ですか?

 

※「行動」と「結果」は、意識しているが、

※自分の気持ちは、意識していない。

 

⑵子供達の心を守る。

 

①誰でも、心の中に、『気持ちの湖』を持っている。

湖が穏やかな時、「手漕(こ)ぎボート」は、一番よく、前へ進む。

 

②「いい行動」をして、「いい結果」を出すには、『気持ちの状態』が大事です。

 

③自分で、「自分の気持ち」を、コントロールする方法とは

 

◆言葉

「元気になるぞ❢」「よーしっ、頑張ろう❢」という、言葉を持っていること。

 

※講師の実例

息子の名前を、口にすること。

 

◆顔(表情)

笑顔、顔の表情によって、気持ちが元気になる。

顔ひとつで、気持ちは変わる。

 

※講師の実例

目を大きく、あける。

 

光がたくさん入って来て、それだけで、気持ちが明るくなる。

 

◆行動(アクション)

自分の気持ちを整(ととの)えて、安定させる為に、やり続けているルーティンの動作

 

※講師の実例

「いま、頑張っているよなぁー」という気持ちで、自分を抱きしめる。

 
 

2.資料出所

 

⑴テレビ寺小屋、フジテレビ系列

テーマ「命の授業」「気持ちの授業」

 

講師 / 腰塚 勇人 氏 (51才)

(もと中学校・体育教師)

 

⑵2017年9月17日・日曜日

5時30分~6時、放送分より。

 

 

3.あの時、あの場面で、ひとこと(新コーナー)

 

⑴腹心(ふくしん)のデキムス・ブルータスに、暗殺されたジュリアス・シーザー

 

⑵その時、シーザーの放った、最期(さいご)の言葉

「ブルータス、お前もか❢」

 

⑶あの場面で、私が聞いた、ひとこと

「ブルータス、愛は失(う)せたか、お前もか❢」

 

以上です。

第172回 「ビリギャル」 教育の目的

第172回

「ビリギャル」

教育の目的

 
坪田 信貴 氏 (学習塾 / 経営者)
映画「ビリギャル」の原作本の著者
 
1.教育の目的
 
 
⑴坪田氏の主張する3項目
 
社会に出るまでに、子供たちが、
 
①自信をつけること
②居場所をつくること
③他者への敬意を持つこと
 
の3項目だ、と思っています。
 
⑵学習塾「坪田塾」の理念
 
「受験を通じて、仲間になり、そこで、信頼関係を築いた上で、教え子たちの一生を応援したい。」
 
 
2.教育とは、「引き出す」こと
 
 
⑴語源 (もとになるラテン語)
 
英語 education (教育)は、ラテン語educere 「引き出す」が、語源と言われています。
 
⑵『違い』を見出す❢
 
①まず、子供たちの言動を、常日頃から、よく見守り・観察する。
 
②そして、彼らの持っている、「引き出し(能力のBОX)」の中から、可能性・適性を見付け出す(引き出してあげる)。
 
③さらに、その能力を、伸ばして(手助けして)あげ、開花させることだ、と思います。
 
 
3.もう、ひと味(新コーナー)
 
 
⑴「敬老の日」特集で、テレビ出演した83才の男性
 
①「家庭の事情」で、高校進学ができなかった。
②通信教育で、高校の課程に入学を希望
 
⑵勉強が、生きがい
 
①「数学の学習」「英字新聞の読解」を、毎日3~4時間、継続中❢
 
②勉強することが、出来ている幸福感。
『長生きすると、いいことがある❢』と語った、この男性の発言に、共感しました。
 
以上です。

第171回 「大阪 / 登美丘高校ダンス部」 Take a passion ❢

第171回

「大阪 / 登美丘高校ダンス部」

Take a passion ❢

 

自分を信じて

Make it happen (きっと、できる)

 

1.大阪府立 / 登美丘(とみおか)高校ダンス部

 

 

⑴2016年、全国大会で優勝❢

「ハイレグのレオタード姿」でのダンスで、他チームを圧倒する。

 

⑵映画「フラッシュ・ダンス」の振り付け

 

テレビドラマ『スクール・ウォーズ』の主題歌、「ヒーロー(朝倉 未稀さん)」に合わせて、ステージ上で、躍動する

 

 

2.Take a passion ❢

 

 

⑴映画「フラッシュ・ダンス」の主題歌

『What a feeling (なんて、最高の気分なの❢)』の歌詞の一部

 

⑵鬼コーチ・akaneさん(25才、女性)の、「ダメ出し」の熱血指導のもと、

 

①take a passion

「自分を信じて」「情熱を感じて」

 

②and make it happen

「きっと、できる❢」「実現させよう❢」

 

という気持ちになった、ステージ上の40人が、大好きなダンスを、『flash (誇示、誇らしげに示すこと)』したのだ、と思いました。

 

以上です。