第194回 「集団面接」 自己アピール
第194回
「集団面接」
自己アピール
1.集団面接
⑴本日、『集団面接』を受験する、友人の女性(60歳、就職活動中)から、「面接突破」のアドバイスを求められました。
⑵私は、かつて、人事担当者として、『採用業務』に携(たずさ)わっていましたので。
①外食産業の店舗スタッフ(パート、アルバイト)の採用
②大卒・大学院卒の事務系・技術系社員の採用
③中途社員(技術系)の採用など
2.自己アピール
⑴複数人の面接官がいる面接会場
①3人とか5人の、横並びに座った受験者
②あなたよりも、前の順番で、発言した受験者が、「素晴らしい受け答え」をする場合もあるでしょう。
③しかし、その発言内容を真似(まね)て、さらに、自分を大きく見せようとする、誇張(こちょう)する、必要はありません。
⑵具体的な、アドバイス事例
①キャッチ・フレーズ
◆私の場合「お陰様、お互い様」の気持ちを大切にする、高須 英明です、とアピールします。
◆「ワン・ランク・アップ」の■■です。
いつも、『向上心』を大切にしています。
②人の話を聞く場合、また、人に話をする場合
いつも、
◆キーワード
◆キー・ポイント
を明確に把握・提示する様に、心がけています。
③職場のクレンリネスの実践
※Cleanliness
※清潔な状態を維持する
◆本来業務(主業務)のほかに、
「付随業務 (ふずい)」
『付帯業務 (ふたい)』
として、下記の事にも、積極的に取り組めます。
◆正門から建屋(事務所)の入り口まで、通勤用通路に、ゴミが落ちている場合には、『(ハイ、)喜んで』拾います。
◆男子(女子)トイレが汚れている場合にも、お客様に気持ち良く使用していただく為に、気付いた箇所は、即座に、自分で率先垂範して、『(ハイ、)喜んで』、掃除できます。
④簡(かん)にして要(よう)
※簡単であるが、よく要点をつかんでいる。
◆「簡にして要を得(え)た説明」に徹(てっ)する。
◆冗長(じょうちょう)
※述(の)べ方が長たらしく、無駄のあること。
※長たらしい説明は、避(さ)けましょう。
キーワードを織り交ぜて、「ショート・センテンス」での説明を心がけましょう。
⑤面接官の言葉を、体全体(からだ・ぜんたい)で受け止める。
◆質問を開始しようとする面接官に、
※首だけではなく、体全体を向けて、
傾聴(けいちょう)しましょう。
◆そして、「(質問を)お願いします❢」と言いましょう。
※発言できない場合には、体全体を向けて、
※『お辞儀(じぎ)、会釈(えしゃく)』
をしましょう。
◆面接官の質問内容を
※「ハイ、ハイ」と、声を出した上に、頷(うなず)きながら、傾聴しましょう。
※この頷きは、面接官に、『好印象』を与えます。
⑥面接の場は、『お見合いの場』と同じです。
面接官(お見合いの相手)に、
「好感度」
「好印象」
を与えた方が、勝ち(合格)です❢
以上です。